過去に、お客様登場にもご登場頂いたKさんです。
このスーツのお渡しでご来店下さいました、いつも有難うございます!
赤紫色の裏地が表地に透けて、ナス紺のスーツ地が、さらに華やか見えます。
そしてこの綺麗なウエストシェイプを見て下さい、男の背中は黙ってセクシーですね♪(笑)
今までのジャストサイズから、今回このシルエットに変えられたのですが、
1着目にして、ほとんど皺もなく綺麗なラインが出たと思います。
話は急に変わりますが、
Kさんは本業とは別に、NPO法人日本放鷹協会の事務局長をされてまして、
鷹狩の話を実体験を交えて、いつも楽しく聞かせてもらっています。
みなさん、鷹と隼の違いってご存知ですか?
鷹は森の生き物で、狭い場所で小回りを効かせて飛べます。
いっぽう隼は草原の生き物で、獲物を見つけると時速300kmで急降下できます。
得意とするフィールドが全然違うから、運動能力が全く違います。
興味のある方は、Kさんお勧めの鷹匠神内光示氏のサイトをご覧下さい。
実際に飛んでいる姿は、Kさんの飼っておられる隼が猟期に入る来冬にレポートします。
上の写真は、マタマタご注文頂いたサバ系光りモノ!
この生地はモヘア地を得意とするウイリアムハルステッド製で、
純血種の原毛しか使わない事で有名です。
来年になると各アパレルが、
大量にモヘア素材を投入してきますので、旬は今年かも?
マッセアトゥーラでは開店当初からの人気者です。
今年の光りモノ大賞は、
最高のテカリ、このハルステッドのモヘアで決まりですね!(笑)
下の写真はコットンの生地見本です。
昨年に引き続きコットン人気は続いております。
中でも赤系やブルー系統の華やかな色目が人気あります。
例えばパンツに赤とか明るい目のパンツを穿き、
ジャケットはダークな色を選ぶとか、
そうすれば抵抗なく着て頂けると思います。
みなさんそんな感じですね。
そして特筆すべきはそのバリエの豊富さ。
何とコットンだけで300柄以上です。
リネンも合わせると500柄近くに!
凄いでしょう、そうでしょう(笑)。
個人的にはサッカー素材や紺無地のリネン素材が好きです。
みなさん見に来て下さいね♪
今日は19時きっかりに閉めて、僕の結婚式をプロデュースして下さった
ブライダル工房の廣石さんと、同じくフラワーショップのアトリエぶぶの桃田さん&奥様と一緒に、
平川さんのお店きちりに誘って頂いて行ってきました。
ここは以前お客さまの会「粋・酔・会」を開いたお店です。
その節は平川さんにもご参加頂き有難うございました。
きちりは大阪心斎橋界隈を始め関西に10店舗程あるのですが、
その年齢層が10~70代と幅広い事からもその人気ぶり、
料理と雰囲気を始め、懐の深さを知って頂けると思います。
また廣石さんの企画する結婚式も、何回もやりたい!的な
エンターテイメント性がてんこ盛り。
宣伝みたいですが、正直言って宣伝です(笑)
だって素晴らしくって笑いが絶えない、老若男女から最高!と
評判の結婚式だったんですから。
朝早く来て、久しぶりに店に置いてある緑色のブルーノチェアのお手入れをしました。
この椅子は世界3大巨匠の1人に数えれれる建築家で
バウハウスの3代目校長であったミース・ファン・デル・ローエの作品です。
店にあるのは恐らく’50年代後半にKnollで製造されたモノです。
既にデザインの権利が切れていて、
今ではKnoll以外の各メーカーが作っていますが、
やはり昔のモノは革の張りがあり、重厚感が出ています。
カンチレバー(片持ち構造)で座るとふわふわして気持ちいいですよ♪
以前、僕が商社の人事で働いていた時に入社した後輩が、
カナダからの一時帰国で遊びに来てくれました。
彼は経理で3年を過ごした後、ワーキングホリデーで渡ったカナダで、
カヤック&オーロラガイドとして現在も活躍しています。
彼の名前は谷角靖(TANIKADO,Yasushi)。
彼はオーロラに魅せられ、最初は趣味で写真を撮り始めたのですが、
ノルウェイオーロラ研究機関のオーロラ写真コンテストで最優秀賞を受賞したのです。
そんな谷角が、先日ニコンサロンデビューを果たしました。
写真を専門に学んだ訳でもない彼は、カメラ片手に独学で試行錯誤を重ねながら、
その独特の感性でオーロラの写真を撮り続けています。
彼は〝好きこそものの〟という喩えを〝地〟でいった奴です。
いつも昼ご飯を食べながら将来の夢を語り合った後輩が世界に羽ばたく写真家に。
僕も彼と同じように、〝好きこそ〟で入ったテーラーの世界。
やりたい事を仕事に出来た喜び、支えて下さっている皆さんに改めて感謝します。
明日、お渡しのお客様のスーツが届きました。
このスーツ、すごく格好よくて、ラインナップかお客様登場!のコーナーで
皆さんに見て頂きたいのですが、店に置いてあるボディーのサイズに合わずに断念。
スタイルもさることながら生地自体にかなり色気があります。
この雰囲気分かりますか?
出来上がったスーツは、お客様にお渡しする前に仕様に間違いがないか、
サイズ間違いがないかをチェックすると同時に、
ボタンホールを初め、裏返すとあちこちに出ている糸クズを処理します。
職人さんの手元を離れる時に処理されているのですが、
それでも僕は気になりますから、もう一度、糸切ばさみで処理します。
糸クズが出てると、貧乏臭く見えるのって僕だけでしょうか?
僕が普段着るボロボロの古着では気になるどころか、
それも味だと思えるのですが、スーツになると俄然、気になるんですよね、、
変な性格です(笑)。
パーソナルカラー勉強会でラピスの花岡先生のオフィスに、
いつもお世話になってる高木先生と行ってきました。
3時間も店を閉めてごめんなさい。
さて、色って僕たちの周りに自然に存在しているのですが、
改めて考えると難しものです。
好きな色でも自分には似合わなかったり、嫌いな色でも似合ったり。
でも基本は楽しみながら色を着る事だと思います。
ただその為にも客観的に自分に似合う色を知る事は必要です。
選ぶ色って、その人のキャラクターを表します。
でも初対面の人や街行く人には、そんな個性は伝わらないですよね。
着たい色を着る、個性で着る事も大切ですが、
マッセアトゥーラのお客さんにはTPOを考えて
色をコントロールできるようになってもらえるよう、
僕ももっと勉強します!
春らしいエーコンカラーの靴をおろしました。
クロケット&ジョーンズのハンドグレ-ドラインのホールカット(別名:ワンピース)です。
これは京都にある靴屋さんジェントの尾上さんから入荷の案内をもらって
直ぐに購入したものです。
京都に行った時にたまたま入った靴屋さんの店長が尾上さんで、
靴が好きな人なんだなと感じさせる接客と購入後のフォローに、
自分と同じ匂いを感じて(笑)、
それ以来3年の付き合いになります。
どうですかこの色、育てるのが楽しみです。
最近めったに見かけなくなった、モヘア素材のヴィンテージ生地が入荷しました。
今年、特に人気のサバ系光りモノ。
ビッカンビカンに光り輝いています。
それにヴィンテージに多い強烈な柄モノではなく、無地モノ。
ドーメルのスーパーブリオ、ブロードヘッド、スキャバル、
ペッパーリー、モクソン等、、
10着程度しかありませんので、気になる方はお早めに見にいらして下さいね!