背広の語源

僕が前の会社で携わっていた ヘンリープールのパンフレットが出来上がったので
持ってきて下さいました。



来週はヘンリープールの社長カンディーさんの来日♪ 
背広の語源は著名テーラーが軒を連ねるロンドンのサヴィル・ロー通り
言われています。
明治維新から3年後 英国にある日本大使館 初代大使の岩倉具視が
西洋式の洋服を仕立てたのが、サヴィル・ロー(せびろ=背広)に店を構えていた
ヘンリープールだったのです。
昭和天皇が顧客になった2年後には宮内省御用達となり、
その後も 白州次郎氏や吉田茂氏と 早々たる顔ぶれが顧客として
名を連ねるようになる。

また背広説には 他にもフランス革命以降の市民服=シヴィルクローズ から
来ているという説もあります。

画像は 以前の店舗にカンディーさんが来て下さった時の写真です。 (2002年・秋)


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コメント / トラックバック 5 件

  1. ルーシー より:

    はじめまして、私も白州次郎さんに興味をもつひとりです。

    白州次郎で検索して来ました。とても興味深い記事ですね~! 



     あの時代背景の中で、堂々と連合国側と対応出来た日本人の存在は、私達に誇りと勇気を与えてくれるようですね!



     私もブログで白州さんについて記事にしました~よかったら遊びにいらして下さいね~ではまた!

  2. masseattura より:



    ルーシーさん、初めまして&ありがとうございます!

    何も考えずに書いた文字で検索に引っかかるんですね、ビックリです。

    勉強になりました、今後の参考になります!(笑)

    僕は〝粋人〟として白州次郎さんに憧れるし、生き様に憧れます。

    格好いいって、どういう事なのかを教えてくれる人です。

    ルーシーさんの記事も読ませて頂きましたよ。

    コメント数、凄いですね。

    僕も今から書き込みさせて頂きます♪



    ちなみに僕が印象に残っている白州次郎さんのエピソードは、

    ◆「葬式無用、戒名不要」と云う遺言を残した事。

      それだけ人生を精一杯、最高に輝いて生きたって自信なんでしょうね。

    ◆真新しいツイードのジャケットを着ていた三宅一生氏に、

     「イッセイ君、ツイードと云う物は、真新しいものを着るもんじゃなくて、

      家の軒先で雨風にさらしてクタクタにしてから着るもんだ。」

      と言った言葉なんです。

      これも短気で一本気な白州さんっぽいエピソードですね。

  3. Vol. 54  白州 次郎

     もうすぐ61回目の終戦記念日です。 戦後の6年間、日本はまだ占領下にありまし

  4. ルーシー より:

    masseatturaさん、返信コメントありがとうございます~!



     オーダースーツ専門テーラーを経営されてらして素敵ですね~そのお仕事柄、白州さんを英国の方から伺うだなんてスゴイです~! 



     はい、白州さんの「葬式無用、戒名不要」と云う遺言のお話は有名ですね~記事には載せませんでしたが、彼のストイックで合理的(?)な性分も感じられます! 

    三宅一生さんとのエピソードは興味深いですね~紳士の必需品のスーツ同様、車好きの白州さんは、その方面でも幾多のエピソードを残していられるようです。



      masseatturaさんの仰るとおり、「短気で一本気な白州さん」は人間味ある魅力的な紳士でした!

    それでは、今後ともどうぞ宜しくお願い致します!

  5. masseattura より:



    そうですね、僕の憧れの車、911カレラですね。

    白州次郎さんのポルシェは確か1969年式だったか?のナローポルシェ!

    ナローボディーの滑らかで優美な曲線は、

    スーパーカーブームの時の930カレラのビッグバンパーみたいな

    アメリカン西海岸的な大づくりな造形ではなく、

    元祖カエル顔の繊細な造形美は、実物を見ると涙が出るほど感動します。

    なんて、ついつい話題がポルシェにそれました。(笑)

    ルーシーさん、こちらこそ宜しくお願い致します。

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