今日届いたスーツは、狭目に設定した肩巾に 袖山(肩先)を盛り上げた
ビルドアップショルダーです。
袖山の中にロープが巻いてあるように見える事から
ロープドショルダーとも呼ばれています。
肩線は コンケーブ(首の付け根~肩先まで 弓なりに湾曲し、
肩先で反り上がっている肩のライン)しています。
英国サヴィルロウのスタイルに似たミラノのスーツには
多く見られるスタイルで、力強くて シャープな印象です。
昼間バタバタだった上、今からミーティングに行ってきます。
と言ってもお酒付ですが(笑)。
ということで、今日はダイアリーお休みさせて頂きます。
ごめんなさい(*^_^*)
今日は リメイクの指示書や採寸表、書きまくりました。
今までペンのデザインに凝ったり書き味を優先してみたりして、
沢山の種類のペンを使ってきましたが、
今のところ このペンが最も滑らかな書き味です。
Myド定番に殿堂入りしそうです。
色の深さ(発色)や明確な線(輪郭)も最高です。
ひと月に5本近く使うので、コストも無視はできませんからね(笑)。
そう言ってはみましたが お金の計算なんて出来ずに
欲しい物は手に入れてしまう僕です(苦笑)。
名古屋のOさんから、リメイクの依頼を頂いてました
スーツが仕立て上がりました。
商品は先週末に発送させて頂いてましたが
今日嬉しいメールを頂きましたので、
その1部を紹介させて頂きます。
今日は僕の自慢ダイアリーです(笑)。
以下です⇒
「いやぁ~細いっスね~
・・まるで別物なのでびっくりしましたよ。
・・ウエスト細い。
・・前肩調整もしっかりできてて 首の後ろが締め付けられなくなって
・・背中が綺麗に吸い付いて
・・パンツもお尻にキュっと上がってフィットして細く長く見え
・・二の腕の外側がピッタリで、少しマッチョ(?)に見え
・・腕は細くて“ちょいフレ”だったり(笑)。
・・総評すると、イメージ通り“エロい”スーツになりました!!」
Oさん!身に余るお言葉ありがとうございます!
通常の採寸より時間は掛かりましたが
気に入って頂けて僕も嬉しいです。
二の腕のタイト感が気になるようでしたら、
可能な限り 微調整させて頂きますので、次回またお持ち下さいね。
いよいよ夏です。
今日の大阪はホント暑かったですね~ という事で
自分用の夏のジャケットを創るため、
赤のシアサッカー地を探してみました。
赤といっても色んな赤がありますが、
僕にはウインター系のイタリアンレッドが似合います(笑)。
今回は1枚仕立てにします。
出来上がりが楽しみでワクワクしています♪
洋服でワクワクするって素敵だと思いませんか!
元気になるんです♪
クレリックの由来をご存知ですか?
英国紳士はカフやカラーが擦り切れた時は交換して 使い続けます。
同じ布で交換すると、色褪せによって交換した部分と色が合わなかったり、
それに何より高価になってしまいます。
そこで白い布を使って交換するんです。
これが一般にクレリックと呼ばれているものです。
今回のKさんの場合は カフだけが擦り切れているんですが、
カフだけ白いといかにも修繕したように見えるので
カラーも一緒に交換します。
擦り切れても修理をして使うという提案を ご快諾下さったKさんは、
いかにも物に愛着を持って接する英国紳士のようです。
◆クレリックとは聖職者を表し 彼らが着る立ち襟の服に起因する、
純然たる和製英語です(笑)。