これ、1970年代のモクソンのビンテージFabricです。
モクソンはダンヒルの中堅クラスの生地を織っているミルとして知られていますが、
この生地はオリジナルのモクソンで、当時の織りマークも付いています。

相変わらず、ビンテージFabric は定番的な人気を誇りますね。
気に入った柄を見付けたら、迷わず即決!
通常は1点モノが多いですから、、

ちなみに、これは本日Tさんが〝即決〟された生地です♪


お客様のご希望で切り替えた上襟です。
通常マッセアトゥーラでは、上襟は剥がずに1枚で仕立てています。

剥ぎを入れない方が見た目には綺麗なのですが、
そうすると生地の特性上、戻ろう戻ろうとする力が強く働くので、
湿度が下がって空気が乾燥してくると、ラペルのロールは甘くなりがちです。

このライトグレーフランネルをご希望されたOさんは
ボタン位置の高い3Bをご希望されましたので、甘く返ってしまって
Vゾーンが深くなってしまう事を防ぐ為に、上襟を剥ぐ事を提案させて頂きました。

生地の特性からすると恐らく問題はないと思われたのですが、
究極の選択?で、起こりえる可能性を伝えた上で、ご判断頂きました。




今週は公私共に疲れました、、
充実した疲れ方なので、精神的にはオッケーですが、
体の方はかなり疲れました。

色々なメーカーを試しましたが、
僕はこのフジ医療機のマッサージチェアが好みに合っています。

全身コースの15分後、天国か地獄か、、
気持ちよ過ぎて寝てしまうと、エラい目に遭いますからご注意下さい(笑)。





マッセアトゥーラにお越し下さるお客様には地域性を感じます。

大阪のお客様は派手目の色柄を選ばれる方が多く、
決められるまでに、1時間以上じっくり考えられる方がほとんどです。
スタイルもデザインも、凝ったものを希望される方が多いです。

九州のお客様は逆にコンサバと云うか、
オーソドックスな色柄でベーシックなスタイルを希望される方が多いです。

東京のお客様も同じくコンサバな方が多く、
しかし、決め方は意外に関西っぽいかもしれません。
生地選びだけで2時間以上に及ぶ方もいらっしゃるくらいですから。

と言うか、関西ご出身の方が多いのかも(笑)。



でも関西人の僕としては、あれやこれや色々と考えて、悩んで選ぶ方が
印象に残る〝感じ〟がして、好みですけどね♪


今日届いた2着のWoolフランネルのスーツ。
個人的には、フラノのその優し気な表情が大好きなのですが、
ロンドンマーチャントのマネージャーが、「最近フラノの売り上げが世界的に低迷している」
と云っていた記憶が、既に5年以上過去のものとなりました。

空調設備の充実で、目にするスーツは10Monthsスーツなる
通年着用可という薄手の生地を選ぶ人が多い中で、
こんなフラノ地で仕立てたスーツは
さり気なく目立ちます。

ウォームビズが話題になっている今、
もしかしたら、ソフトな肌触りで暖かい、こんなフラノのスーツが
復活するかもしれませんね!



ビジネスシーンでは、たとえ間違っても
ジャケットの下にWoolのニットベストなんて着て欲しくないですよね。
それだったら、ウォームビズを言い訳にした〝単なる手抜き〟だと僕は思うから、、、



いつも奥さまと、話がてらお越し下さるSさんから
こんなお土産を頂きました。

中身は、仕事が超ハードで健康に気遣われているSさんらしい選択だなって思う
『和田萬』 の胡麻三昧です♪
それに何より〝手描きの〟のし紙に感動しました。

ホント毎日、お客様から多くの感動を頂きます。
Sさん、ありがとうございます。


秋冬の生地、まだチラホラ入荷しています。
今日のこの〝Eゼニア〟の生地はジャケット地なのですが、
スーツの要尺分を仕入れました。

プレタ(既製服)では、マスゾーンをターゲットにMDが組まれますから、
なかなかメンズではジャケット地のスーツを見かけませんが、
だからこそ、オーダーならではの差別化です。

スーツとして着ると、もちろんお洒落だし、
ジャケットとパンツをセパレートに着ることも可能となり、便利です。

実際に仕立てられた方は、特に実感して頂けると思います。



もちろん、打込みの甘過ぎる生地だと膝や尻が抜けるので、
出来るだけ抜けにくい生地を選ぶ事もコツです。

【抜ける】膝や尻の部分の生地が伸びて、前方に突き出る事。
スチームアイロンで蒸気を当ててあげると回復します。


滋賀のI さんから頂いたBeerです。
最近この2本にハマってらっしゃるそうで、是非!との事で頂きました。
コクがあるのに、ベルギーの白ビールみたいに甘くなくて美味!
ありがとうございます♪

1日で、ご新規お2人の採寸が続くと喉が渇きますね。
シャベリ過ぎかも!?(爆)

さぁ、仕事仕事ー。
酔って手先が狂って、、変な服が、、
なんて事はありませんので、ご安心下さいね♪




Kさんからお勧め頂いた雑誌です。

毎月大量に発行される新刊書の中から「一読の価値ある本」、「内容の充実した素晴らしい本」
これらを厳選して10冊分紹介してくれる雑誌TOPPOINTです。

その10冊の本の概要を、1冊当たり4ページに分かりやすく紹介してくれます。
そのうち1冊は新刊書じゃなく、昔から読み継がれるロングセラー。

この中に、自分にとって興味のあるものがあれば
それを読めば更に見識は深まりますよね。

Kさん、ご紹介ありがとうございます!


これ、僕が20年近く着ているモノです。
Gジャンスタイルですが、使っている素材は
サテン(朱子織)といって、生地の織り方で代表的な3種類で、平織綾織と並ぶものです。

このサテンと云う生地は、他の織り方に比べて光沢もあり、
皺にもなりにくいのですが〝摩擦に弱い〟と云う欠点もあります。

そうは言うものの、これは20年選手!
物持ちの良さでは昔から定評のある僕なのです(笑)。

そんな事はどうでもよくて、、
何故これを紹介してるかと云いますとですね、



これからの季節、ツィードのパンツにスウェードのチャッカーブーツなんかを合わせ、
BDシャツに、こんなジャケットを合わせたスタイルって、意外にも
センスよく上品にまとまるものです。
綿とは云うものの、この生地の光沢とドレープ感による影響も大きいでしょうね。

’70年代の雰囲気を醸すLeeウエスターナー、
’70年代リバイバルのワードローブに是非いかがですか?
とは言っても、マッセアトゥーラでは売ってませんけどね(笑)。

これは、ツイードのスーツを作って下さった方に、
上下セパレートで着て頂く時の着こなしとして、ご提案させて頂いております♪