今日はお渡しラッシュが続いています。(といっても4件で、これが1日の限界、笑)
4年のお付き合いになるFさんのフィッティング中に
英国より届いた裏地があります。
ロンドンのサヴィル・ローのテーラーの多くで使われている裏地です。
「何これ!?何で今まで言ってくれへんかったん?隠してたんちゃうの!」
「いや、そういう訳じゃないんですけど、、
Fさんはジャケットの裏地って総裏が好きですよね?
だから熱がこもらないように素材はキュプラ100%にしてましたが、
この裏地はレーヨン素材なんです。」
「いや、素材も大切やけど、そんな事より見た目が一番やで!俺こんな裏地好きやわ~」
この裏地を手に入れるルートが出来て、もう1年もなるのに、
素材が気に入らないからと云う僕の勝手な理由で、ほとんど提案してなかった裏地です。
これからは積極的に提案させて頂きますね♪
駄目ですね、自分の基準で勝手な判断をしては、、反省します。
さぁ気を取り戻して、今からもう1件、最後のお渡しです。
英国より届いた裏地
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これ、いいですね~。
僕は表地と裏地は対極に扱うのが好きなので、
表が派手なら裏は地味に、表が地味なら裏は派手、という。
一見普通のリクルートスーツや略礼装のジャケットの裏にこういうの、たまんないです~。
隠し持った武器のようで。
僕も、takashiさんに同感♪
隠し持った武器、それ最高ですよね!(爆)
そうそう、、実は画像で見るのと比べ物にならないほど、
この裏地はビッカンビカンで眩しい程なんですが、
それって、英国人の気質に通じるものがあるって思いませんか?
生地にしても、もっというと車なんて、
その車を作り出す国民性をストレートに伝えてますよね。
>自分の判断で、、、
まぁまぁ、それはそれで
『店主(または店側)のセレクト』なのですから、、、。
良いじゃん♪ (←無責任?な開き直り・冷汗)