今日ご来店のAさんのご希望はフランネルのスーツでした。
ひと言にフランネルといっても、とてもたくさんの種類があるのをご存知ですか?
ウーステッド(梳毛)フランネルかウールン(紡毛)フランネルか。
クリアカットTypeか、ミルドType(ハーフミルド・クォータミルド)なのか、、
毛羽立ち具合で呼び方が変わります。
それに生地の目付け(ウエイト)や、打ち込みの違いなど、
無地のチャコールグレーのフランネルと云っても、選ぶのに一苦労します。(苦笑)
どこに行っても空調が効き、おまけに地球の温暖化現象で暖冬続き、、
さらなるは、今の日本では不景気も加わって!?人気のない素材ですが、(苦笑)
そんな着る期間の短い素材だからこそ、そんな時代だからこそ!
お洒落に差別化を求める方に、是非ともお選び頂きたいのがフラノ素材です。
巧く撮れませんね、、
これは結構起毛したミルドタイプ(毛羽立ちが多い)のフランネルです。
フランネルについては、過去のダイアリーもどうぞ♪
フランネルのスーツ
関連する記事はこちら
コメント / トラックバック 7 件
Comment:
Trackback URL:
ダイソンの掃除機 »
フラノ、好きなんです、実は。
フラノのチェスターフィールドが、なぜか大好きで。
あんまり似合わないんですけどね。(笑)
厚手のフラノでちょっと変わったケープとか面白いかも。
育ちが良さ気で、上品な感じがしていいですよね♪
暑がりの僕も、昔から大好きですよ。(笑)
それもコテコテに毛羽ったへヴィーなフラノが大好きです。
でもケープだと肩が納まらずに、ドシッと重たく感じそうだから、
厚手だけど、軽くて〝ふわっふわっ〟とした生地感のフラノがいいですね。
パリのコムデギャルソンとかで見付かりそうですね♪
いやいや、肩は収まるように作るんですよー。
そこで仕事しませんと。
takashiさん、こんにちは。
書き込みを見落としてました、ごめんなさい。
肩の部分だけ、立体造形するんですね。
ケープって作った事がないのですが、インバネのマントみたいな感じですか?
ショルダーラインで縫い合わせる、
ラグランコートのような感じに仕立てるんですかね?
インバネが分かりませんが、ラグランのようにするのはありますね。
それで作った事ありますが、肩、納まるもんですよ。
あ、もっと簡単に考えれば、チュニックを作り変えるようにすればいいでしょうね。
袖がなくなり、裾周りが広くなればケープになりますよ~。
なるほどチュニックですか、何でも創造力と応用ですね。
そっちの方が型紙も引きやすそうですね、、
アメリカの大学のスタイル〝マントに角帽〟も同じかもしれません。
以前、知り合いのテーラー氏が「注文入って困ってるねん」と仰ってたので、
その後、どうなったか聞いてみます。
テーラーって、あまりスーツから逸脱した物を作る機会がないので、
もっともっと勉強しなけりゃいけませんね。(苦笑)
しわだらけ・クシャクシャのスーツにグッバイ
スーツを着ての仕事に出かけ、家に帰ってくると・・・ついついソファーかイスに掛けてしまいます。仕事場でもイスに掛けて仕事をしています。このときそのスーツに寄りかかってしまい、気づいたらしわになって…