Oさんからシャツのご注文を頂いたのですが、少し太ったのか、キツくなったので、
前回より、少しだけサイズを大きくして頂けますか?との事です。
確かにジャストサイズのシャツを作るので、
体系の変化によって、着心地が敏感に変わってくるのですが、
サイズを測らせて頂くと、
体を鍛えられているせいで、少し胸筋が大きくなっているものの、
調整をするほどではありませんでした。
色々とヒアリングしているうちに判かったのですが、
かなり縮んでいるんです。
袖丈で3cm、バスト寸法の半分で1.5cmも!
(計算的には合いますね、、)
マッセアトゥーラのシャツは、裁断前に生地をお湯で洗い、
一晩お湯に浸し、脱水をかけて、
そのまま直ぐにアイロンで強制乾燥させます。
時にはランドリーで乾かしたりもします。
Oさんはいつもドライクリーニングではなく、
ご近所の独立系のクリーニング屋さんに〝ハンドプレス〟指定で出されているそうですが、
どう考えても、取り扱いを間違って縮んだとしか考えられません。
(アイロンの温度設定とか、かなり高温で乾燥機をかけられたとか、です。)
という事で、今までと同じ型紙(同じ寸法)を使う事になりました。
Oさん以外にも、年に何度かクリーニングによるトラブルが起こっていますので、
もしも何か疑問に感じられたら、直ぐにご連絡下さい。
こういったトラブルは、ちょとした気遣いで避けられるんですけどね、、
Just Size なシャツ
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僕はバイク仲間がクリーニング店を経営しているのでそこにシャツはお願いしています。
ここでお願いしてからは洗濯物の縮みはありません。
クリーニング店も新しい情報を取り入れ勉強する時代が来ていると思いますが↑の彼にしてもスーツの水洗いには否定的ですわ。
水洗いのハンガー仕上げをされている、例のクリーニング屋さんですね。
ドライと水洗いの違いは、
洗濯ドラムの中にティッシュペーパーを入れてみると、
前者は原型を留め、後者は跡形もなくなってしまうそうです。
ただ、水性の汚れと、油性の汚れには、
それぞれに見合ったクリーニング方法があるそうで、
それには納得できます。
スーツの水洗いについては特殊な設備が別途必要となる事もあってか、
一般的には受け入れられていないようですね。
賛否両論ある中で、僕は一消費者として水洗い派なんですけどね、、
一度boitsにご参加頂いて、
講習会(討論会?)でも開催したいです。
クリーニング、結構大事ですよね。
こっちじゃあ、日本の平均以下しかないような気にさせられるとこばかりで。(涙)
以前ここで紹介していたナチュラル・クリーンとか、
京都のハッピークリーニングなどに一度出してみようと思ってます。
白いシャツなんかはどう洗濯しても、多少黄ばんだり汚れますし。。。
フランス、というかヨーロッパのクリーニングって、
高い技術レベルがあるって思っていました。
アメリカのクリーニングに良い思い出はないですけどね。(苦笑)
ナチュラルは純水洗いですが、
確か、ハッピーはドライとウェット併用ですね。
理論的にはハッピーなのですが、どうしても僕はドライに抵抗があります。
モヘアとか、毛足の長い生地の場合は微妙ですけどね。
白シャツの黄ばみって、インド辺りでは薄い青に染めたりしてますよ。
青いくらいに白い!ってノリなんでしょうね♪(笑)
要らなくなったシャツで試してみますね!