見ているだけでワクワクする、綺麗なレモンイエローのシャツ。
今まで何着もご注文頂いているKさんの、ロイヤルオックスフォード製のBDです。


マッセアトゥーラのシャツは、
型紙の微調整を繰り返す毎に昇華される、クオリティーの高いラインを持ちます。
次回以降も、あなただけの、その型紙を使って裁断され、
それを1人の職人さんが縫い上げます。


時には、新しい襟形の型紙を追加したり、カフ型も変えてみたり、、、
あなただけの型紙は、少しずつレパートリーが増えてゆき、
たまにはご自身で気に入った線を引いてみたり、
どんどん溜まってゆく型紙を見ながら、ニヤニヤ♪(←気持ち悪っ!爆)
結構、密かな楽しみだったり、、(笑)

あなたの意思で創る型紙は、
あなたの感性と共に、育ってゆきます。



東京のbw88さんが、週末店の前で写した携帯画像を送ってきて下さいました♪
ドロップ8ですが、バストの実寸が108cmと胸囲、いや驚異的で!
それなのに、着丈を73cmと短めにとってますので、
急激にウエストが絞られるので、
インパクトのあるシルエットとなっています♪
只者ではありません!(笑)



bw88さん、せっかくのシルエットなのに、
画像が悪過ぎて勿体無いから、また送って下さいね!
差し替えますので!(笑)


皆さん〝ミスティーネイル〟というカクテルをご存知ですか?

以前このダイアリーで〝ドランブイ〟というお酒を紹介させて頂きましたが、
このミスティーネイルは、ドランブイの甘さを抑えた、
幾分かスッキリした味わいなんです。

この味に出逢わせて下さったBar〝清音〟のマスター、どうもありがとう!



この時期は受注とお渡しの殺到?するシーズン真っ只中ですが、
今夜は、ホッと息抜きをさせて頂きました。
「お前いつも仕事自体が息抜きちゃうん!?」って声が聞こえてきそうですね。(苦笑)


Nさんが2年前にお仕立て下さったスーツです。
袖には重ねボタンがズラッと7個!
写真では判らないですが、かなりのフレア袖で、特別に型紙を作ったものです。
肘の巾よりも、袖口の方が広いんですからね。(笑)
本日ご注文下さったスーツにも、ご定番〝Night KING〟というネームが、、
周りからそう呼ばれているNさんなのでした。


今日は太郎を連れて、京都の二条城へ行きました。
Kさんが事務局長をされている、
日本放鷹協会の鷹匠による、放鷹術の実演を見せてもらいました。

Kさんからは、鷹と鷹匠の関わりとか、練習のお話とか、
興味深いお話をいつも聞かせて頂いているのですが、見るのは初めてです。

神経質な大鷹を扱うには、鷹と人間の関わり方が重要となります。
鷹の主体性を尊重し、鷹の意志に人の方が従うからこそ、
神経質で飼育の難しい大鷹を遣えるそうです。

いつもKさんから放鷹のお話を聞いていると、そこから究極の人間関係さえ学べます。


鷹匠の波多野さん


記念に、、


今日、ジャケットでご注文頂いた生地ですが、
色はシックなのに、とてもインパクトのある表情をしています。
さてここで質問です!どこの生地でしょうか!!(笑)
ちなみにマーチャント物です。


お渡しと、ご注文が重なってバタバタしてまして、、
今日も単なるご紹介ばかりなので、何も考えなくていいから楽チンですが♪(笑)

キュプラ100%(経緯糸ともにキュプラ)のグレーストライプの裏地です。
ライトグレーのヘリンボーン地に良く似合ってます♪


程良くウエストシェイプされた、サーモンピンクのツイードジャケット。
Tさんのお顔の色に似合う、大人っぽいピンクです。
大人のジャケットって感じですね♪
昨年にオーダーを頂いた、ライトグレーのフランネルパンツや、
お気に入りで、同じものばかり6本所有されていると云うグレージーンズにも、
ピッタリ合いますよね♪
ピンクとライトグレーの組み合わせって、とても優しい配色です。
人に与える心理作用的にも〝癒し効果〟絶大です。


以前、横浜のOさんに送らせて頂いた画像です。
といっても、明日には出来上がってくるんですけどね。(笑)
ご希望のイメージをお聞きし、生地に釦の材質や色、裏地を合わせて送らせて頂きました。
週末、大阪観光を兼ねて?(爆)
お越し下さることを楽しみにしております♪



それと、これはお知らせなのですが、
コートのご注文が多くて、お渡しまで35日程度かかる状況です。
仮縫を必要とする場合だと、さらに10日程必要です。
生地を海外より手配する場合だと、更に5日程度必要です。

ですので、年内にコートをお考えの方は、
お早めにお越し下さいますようにお願い致します。



Yさんのこのジャケットで、5着目のホワイトジャケットとなりました。
その内の3人は、同席の可能性もあるのですが、
3人が揃ったら目立ちますよね♪(笑)

ホワイトジャケットって、何にでも合わせられて?意外に便利なんですよねー♪
それこそパーティーシーンから、カジュアルシーンでのジーンズまで、、
それも雰囲気のあるブラックジーンズとかだと最高です。



下の黒いジャケットは僕の私物です。
僕は昨年ホワイトジャケットを作ったので、今年はブラック。
特に意味はありません。(笑)

生地はドラッパーズのフォーマル用のバンチ〝THE BINGLEY〟にあるものです。
ブラックジャケットは2年ほど前に流行りましたが、
そんな事は気にせず、今年になってブラックが欲しくなったから作っただけです♪(笑)

それにしてもこの裏地、
ジャケット地の雰囲気に〝かなり似合ってる♪〟って思いませんか?(笑)
ちなみに、全体の雰囲気に合わせて台場は付けていません。
台場については、機能面よりもデザイン性を重視して、付けるか付けないかを決めています。




(2006年1月12~13日)
マリネッラの通り沿いのお店は、相変わらず溢れんばかりの人だかりです。
この中に、果たしてナポリっ子はいるのでしょうか?(苦笑)

そんな喧騒的な路面店を避けるかのように、
マリネッラのサロンは、中世の建物の2階にあります。

サロン内は、当時の面影を残したまま装飾されたもので、
それだけでも一見の価値がありますね。
イタリア流イギリス様式で統一された内装は、
マリネッラ一族に受け継がれるライフスタイルからくるものだそうです。

マリネッラは、英国製のネクタイ用ヴィンテージFabricの収集家としても知られており、
貴重なネクタイ地が、無造作に置かれています。
1994年のナポリサミットの際に、マリネッラのタイが配られた事をきっかけに、
今ではレディーメイドが主流になったマリネッラですが、
従来からの顧客は今でも、このヴィンテージファブリックを使って、
タイをス・ミズーラするのだそうです。

タイ以外にも、靴やベルトといった洋品類から衣類まであります。
初代当主のエゥジニオ・マリネッラは最初はバール(Bar)の店主でした。
1914年に現在のヴィットリア広場前で創業に至った経緯は、
Barの顧客が、手先の器用な彼に色々な洋品類を依頼したことがきっかけです。
カンの良い方は、もうお気づきだと思いますが、
オーダーのお店って、こうしてBarを起源に持つお店が結構あるんです。
趣味の世界って、そうした〝趣味の場〟から始まってるんですね。

最初は、店の前にあった馬場に集まる人々が顧客となり、
顧客は彼のセンスに任せて注文し、、と云われるマリネッラです。
そう云えば、先日伊勢丹のメンズ館で、現当主のマウリツィオに出会ったのですが、
ナポレターノらしく!大振りなアクションで、
陽気に抱きしめてくれました。(笑)

彼はマリネッラのスタッフですが、
英国っぽい匂いがプンプンするナポリ流の着こなしです。
「京都に行くから、、」と言っていたのは、、いつですかぁ~(笑)

今回も、長さ147cmや143cm、それに巾も9.5~8.5cmを選び、
芯(インテルノ)も、ウーノ、ドゥーエインテルノなど、、
色々とオーダーしてきました。

でもセッテは、「日本人はセッテ好きだけど、すぐダメになるから止めた方がいいよ。。」
ダメになる、、イタリア人らしからぬ?発言ですが、前回も言われましたね。
それとも、僕がそんなにも貧乏臭く見えるのでしょうか?(汗)

以前、別の機会に見学させて頂いた時に書いたマリネッラの工房の訪問記もあります。
ナポリに行くたびに、好きなものを少しずつ仕入れています
これからも、少しずつですが仕入れます
長さのオーダーも可能ですので、
ご興味のある方は是非!