Kさんのベスト付きツイードジャケットは、
ロンドンのボンドストリートにあるウールンマーチャント、
ウィリアム・ビル(William Bill)のドネガルツイードを使っています。
今年の冬物ツイードのご注文いちばん乗り、お渡し一番乗りは、Kさんです!(笑)
デニムにボタンダウンを合わせ、
それにベストを着て、上からジャケットを着る。
真冬は、更にその上から、シェラの60/40マウンテンパーカーを着る、、
そんなスタイルを完成させる為にご注文頂いたもの。
ファッションに年季の入ったKさんならではのレイヤードですね。
それに加えて僭越ながら、僕の好きなレイヤードもお伝えしておきました。(笑)
こんなガシガシのツイードは、ガンガン着て下さいね!
白洲次郎氏によると、「ツイードを着て初めてジェントルマンである。」と。
そして、「ツイードなんて、あんなものはね、買ってすぐ着るものじゃないよ。3年くらい、
軒先に干したり、雨ざらしにしておいて、くたびれた頃に着るんだよ。」なんて、、
白洲次郎さんが三宅一生さんに、そんな風に言ったそうですよ。
短気な白洲さんらしいコメントですね。(笑)
僕は、自分と一緒に歳をとってゆく物が好きなので、5年くらい着込んで
自分の体に馴染んだ、クッタリしたツイードが好きです。
ガンガン着て、気が付いたら馴染んでいた、、
その方が、僕は好きですね。
William Bill
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コメント / トラックバック 2 件
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以前から楽しくこのダイアリーを拝見させていただいております。今回初めてコメントさせていただきます。
おっしゃるように、ツイードは新品の「ガシガシ」のものが着込んで着込んで「クッタリ」した感じになったときから本当の味がでてきますよね。
私もツイードのジャケットは何着か持っていますが、社会人初ボーナスで20年以上前に買った既製品のツイードジャケットが一番のお気に入りです。
クオリティはそれ以降に購入したものの方が高い(よって価格も高いです・・)のですが、ツイードの本当の魅力は「時間」によってしかつくり出せないものがあると思います。
dunsfordさん、はじめまして。
この日の日記に真実味を添えて頂きまして、ありがとうございます!
5年くらいでは〝クタッ〟としませんね!!
僕の20年のツイードをサンプルに置いておくことにします。(笑)
素晴らしいヒントを頂きました、ありがとうございます。
これからも書き込み、応援を宜しくお願いします。