ちょっと透けすぎですか?(笑)
Tさん、ビジネスではスーツをビシッと着られますが、
プライベート用のスーツや、カジュアルは、いつも遊んで下さいます。
見つけたのがこの時期、シーズン外れですが、来シーズンの為にご注文下さいました。


このシャツ、Tさんの普段のドレスシャツより、
透け感を和らげるために、全体にゆとり量を増やしてあります。
僕も、以前の綿レースのシャツがくたばってきたので、同じ生地で作ります。



Kさんがひと目惚れされた、細畝のオフホワイトコーデュロイのジャケットです。
以前から、オフホワイトジャケットを狙っておられたのですが、
この生地を見た瞬間、Kさんのテンションはレッドゾーンへ突入でした!
ちなみにコレ、

スタイルは、Kさんお決まりの3ボタン中1つ掛けです。
このジャケットに、白いダッフルコートを着ようかな?との事でした。
ボトムには、501の〝ホワイトデニム〟なんかを合わせてホワイトグラデーション。
冬の白装束は、黒一辺倒になる季節だけに、華やかな雰囲気になりますね。



Kさんのベスト付きツイードジャケットは、
ロンドンのボンドストリートにあるウールンマーチャント、
ウィリアム・ビル(William Bill)のドネガルツイードを使っています。
今年の冬物ツイードのご注文いちばん乗り、お渡し一番乗りは、Kさんです!(笑)


デニムにボタンダウンを合わせ、
それにベストを着て、上からジャケットを着る。
真冬は、更にその上から、シェラの60/40マウンテンパーカーを着る、、

そんなスタイルを完成させる為にご注文頂いたもの。
ファッションに年季の入ったKさんならではのレイヤードですね。
それに加えて僭越ながら、僕の好きなレイヤードもお伝えしておきました。(笑)

こんなガシガシのツイードは、ガンガン着て下さいね!
白洲次郎氏によると、「ツイードを着て初めてジェントルマンである。」と。
そして、「ツイードなんて、あんなものはね、買ってすぐ着るものじゃないよ。3年くらい、
軒先に干したり、雨ざらしにしておいて、くたびれた頃に着るんだよ。」なんて、、
白洲次郎さんが三宅一生さんに、そんな風に言ったそうですよ。
短気な白洲さんらしいコメントですね。(笑)

僕は、自分と一緒に歳をとってゆく物が好きなので、5年くらい着込んで
自分の体に馴染んだ、クッタリしたツイードが好きです。
ガンガン着て、気が付いたら馴染んでいた、、
その方が、僕は好きですね。