ナポリ製の手縫パンツ

最初は期待値以下の着用感でしたが(汗)、
ガンガン穿き込んでいくにつれ、驚くほど馴染んできました。
ホールド感に優れたウエスト~ヒップに加え、脚が前に出るという不思議な感覚。
ス・ミズーラで、股上を骨盤の深さに合わせてもらったので尚更です。

そして脚部のフィット感は、どこか一ヶ所にテンションがかかる、、
そんな感じではなくて、全体にホールド性を感じる、
という感覚が、実に心地がいいのです。
ヒップの収まりも綺麗で、見た目にもとてもセクシーです♪


ポケットの袋地と、シーム(股下部分の外と内側の縫い線)以外、
全て手縫いで処理されており、最初に穿いた時より、穿き続けていくうちに、
皮膚感覚に馴染み、そのちょっとした縫いの甘さが、実に快適な着用感を生むようです。
この感覚は、まさに手縫い洋服の特長そのものです。
ヒップ周りの型紙も特徴的で、その着用感に寄与しているようですね。

ミシンで縫い上げると、糸のテンションで、生きている生地の動きを押さえこんでしまいます。
特にヒップの縫い線は顕著に差が現れ、太目の糸で甘く返し縫いすることで、
柔らかさと強度(耐久性)を、絶妙に両立させています。
それと、裁断にも驚きの工夫があります!


これは、マッセアトゥーラ立ち上げ当初から商品紹介のところでも紹介しているように、
上着の縫い目の総ステッチ(片倒し)は、単なる装飾ではなく、
本来は意味があるもの、それと同義ですね。


ただ片倒しに意味があるといっても、そこはナポリ製。
過剰なまでのハンドステッチや閂が、好き嫌いの分かれるところで、
見慣れた方じゃなかったら、汚い?というか、僕はその泥臭さが好きだったりしますが。
ただし僕ならオンじゃなく、TPOは、あくまで普段穿き(オフ)として着用します。


このパンツについては、どんな言葉で飾り立てるより、
実際に体感してもらう事が何より勝ります。
..Wearing is believing !



コメント / トラックバック 4 件

  1. antonio より:

    突然のコメントで申し訳ありません。

    私はアンティコパンタローネのパンツを愛用しています。

    アンティコパンタローネはスミズーラはできないと思っていたのですが、貴店では可能ですか?

    それとも直接ナポリでご注文なされたのでしょうか?

  2. masseattura より:



    お問い合わせを頂き

    どうも、ありがとうございます。

    このナポリ製のス・ミズーラのパンツは、

    アンティコパンタローネネームではありませんが、

    生地をお選び頂き当店の採寸で、ス・ミズーラして頂けます。

    現物をご覧頂けましたら、ご想像通りのご納得頂けるパンツだと思います。

  3. ココ より:

    アンティコパンタローネネームではないとありますがモーラ家が仕立てたものとは別の所のものでしょうか?

  4. masseattura より:



    お問い合わせを頂き、ありがとうございます。

    アンティコパンタローネとモーラ家は、

    日本では、ほぼイコールです。



    詳しい事につきましては、

    直接お問い合わせ頂けますよう、よろしくお願いします。

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