250g経緯双糸の綾織

ヴィンテージ好きのTさんが、30歳の記念にと選ばれた生地です。
この目付(weight)で経緯双糸の綾織は珍しいです。
今までのビスポクチュールから、今回は
ナポリクチュールでご注文です。




コメント / トラックバック 2 件

  1. オオギシ より:

    通りすがりで失礼いたします~



    一見普通の生地に見えるのですが、

    どんなところが特徴的なのですか?



    素人な質問でごめんなさいっ…

  2. masseattura より:



    オオギシさん、ご質問ありがとうございます。

    少し専門的な話になりますが、

    目付250gで経緯共に双糸は普通にあるのですが、

    これは綾織、それも2/2組織、となると僕はあまり見たことがないです。

    、、僕が知らないだけなのかもしれませんけれどね。(苦笑)



    ここでご注意頂きたいのは、

    この組織が良いとかどうかではなく、

    オールシーズンタイプを求められている方で、

    英国製のシッカリした『型崩れの少ない生地』となると、

    平織りよりも綾織り、綾織りでも1/2の綾ではなく、2/2の綾、それも、

    ヨコ単(経双糸×緯単糸)ではなく、経緯共に双糸という組織が最も安定していて、

    すなわち、『安定=型崩れが少ない=丈夫』のでお勧め!という事になります。



    冒頭に〝良いかどうか、ではなく〟とお伝えしたように、

    この生地には、この生地の良さがあるので、それを説明させて頂き、

    お選び頂く事が出来たなら、最高ですね。



    お客様が、そのお洋服を着られるシチュエーションを考慮し、

    必要とされる生地を適切にご提案させていただく事も、

    僕たちテーラーの大切な役割の1つです。

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