ロロピアーナのサマータスマニアン(旧SERICO)で
お2人お揃いのサマージャケットをオーダーして下さいました。
この2着の違いは、ロストワックス製法で作られたメタルボタンの色だけです。
パリとイギリスが融合したような見事な着こなし、ありがとうございます!
*でもこのパンツはKiton(ナポリ)ですが、、
さて、技術的な話になりますが、
今回のJさんの生地は、編み物のように伸縮性のある生地。
その生地を最大限に活かす為に、あえて接着芯を使わず『毛芯』を使いました。
生地(皮膚)と毛芯(筋肉)と裏地の三者を、
肉ばなれを起こさないよう三位一体にする仕立てをすると、
自然と胸に巻きつくドレープとシャープなウエストラインに一体感が生まれます。
下の写真で言いますと、
向かって右側(ご本人の左側)が不完全な状態です。
そして、左側が三位一体になった方で、シャープで立体的な印象。
もちろん、不完全な方は三位一体に修正して完全な状態にしてお渡し致しました。
マッセアトゥーラのハウスクチュールでは、
既成芯ではなく、生地(皮膚)に合わせた毛芯(筋肉)を作って、
三位一体の仕立てをするので、新たな着心地やシルエットを発見して頂く事が出来ます。
皮膚とか筋肉と言っていますが、これは医療ではなく、衣料の話です(笑。
以前、ジャケットの仕立て直し(着心地チューンナップ)をさせて頂いたSさんですが、
そのジャケットの着用感が劇的に変わったので、それならいっその事、
最初からオーダーしてみたいわ!と言ってもらって、
出来上がってきたジャケットです。
僕とお揃いです♪(笑
ゴルフの練習に行かれる前に
ゴルフウェアを着て、寄って下さいました。
Sさん!試合のあと、このジャケット、きっと目立ちますよ!
店頭のマネキンに着せていたジャケットに一目惚れして、即決オーダー下さいました!
柄の出方を細かく指定したいとの事で、通常のラインでは受けられず、
全てを工房内で仕立てるハウスクチュールでの受注となり、
とても贅沢なジャケットになってしまいました。
Cさんは華奢で、ご希望の馬を入れるのも、
最大幅の位置でも、生地の地の目を通すと入りきらず、
結局5ミリほど広げたことで馬の足を切らずに、縫代から1mm開きで
なんとか納まりました。これは、この右肩だけでなく、右袖の馬や、前裾も同じです。
前裾の馬は、バストダーツの部分に入れると柄がおかしくなるので、
裾の部分に入れると、下の赤い狐が切れるので、苦肉の策が、フラップの柄あわせ!
フラップをめくっても、また同じ柄があるんですよ!
お馬さん3匹は、大変な宿題でした(汗。
でも完成したジャケットを見て大喜びして頂けて、作り手としても最高に嬉しいです!
Cさん、ありがとうございました!
巷で人気のピンク(クラウンもピンク色が出ましたね!)のジャケットは、
シルク80%、リネン20%のゴージャスな素材です。
めちゃくちゃ決まってます!
俳優さんみたい♪
襟を立てたら、どんな感じになるでしょう!?
と云うことで、サッと試してくださるKさんご夫妻のノリに感動♪
いつも楽しんで下さいまして(僕も楽しませてもらってます!)ありがとうございます!
奥さまは、今年の流行色『エメラルドグリーン』の千鳥格子のジャケットです。
襟の裏にはエクセーヌ(人工スエード皮革)を使ってみました。
Kさん、いつもご夫妻でありがとうございます!
相手を敬い合えるKさんご夫妻をイメージしながら、関係を築いていきます。
メンズ仕立てのレディース、
ベルベットジャケットの仮縫です。
コットンや麻、ベルベットといった生地は
仮縫をすると針穴が残ってしまうので、シーチングを使います。
Aさん「イメージ通り♪このままで!」と仰って下さいました。
確かに服は、細部こだわるより、
全体のイメージを最優先した方がいいと思います。
↓↓↓生地も昨日ギリギリ、英国より届きました↓↓↓
今日もまたまた、『うさぎや』さんのどら焼き、
前回よりもボリュームアップして頂きまして、ありがとうございます。
この前、「美味しい♪」を連発して、催促したみたいで、、
ごめんなさい、、、(苦笑)
でも、Aさんの後に来られたOさんも連発されてましたよ!(笑)
それに今回はこんなものまで、、
いつもはリッツにクリームチーズを塗って頂いてましたが、、
このリッツは手軽で美味しくて、お勧めですよ。
Aさん、日本で発売される前からずっと海外に行くたびに買い占めて、、
かなりの好き者ですね。(爆)