お父様はディレクターズ。
ご身長180cm、B114、W113、H112 の元ラグビー選手。
そんなご体格に見えないくらいに、スッキリしていませんか!(ごめんなさい汗)
前裾も、ビシッと腿に張り付いています!
仮縫着せ付けに、長いお時間お付き合い頂いたお陰で、
思う存分!見え方(シルエット)をスタイリングさせて頂くことが出来ました!
ご長男さんは、タキシード風スーツ。
こちらは、ビスポークチュールでオーダー頂きました。
意匠はタキシードですが、拝絹と側章を付けず、ボタンだけ黒絹で包みました。
当日は、こちらに「水玉の蝶ネクタイ」なんていかがでしょうか!
お嬢様のご結婚、おめでとうございます!
大切な機会にお任せ頂けました事、嬉しく思っています。
本当にありがとうございます。
Mさん、お待たせ致しました!
シンプルが故に、表情の変遷が楽しみな仕上がりです。
そのためにも、今まで以上にしっかりお手入れ方法を伝えてまいります!
そして5年後10年後の表情を撮らせて下さい♪
この生地はマニア受けします(笑。
英国紳士に永く愛され続けているクオリティーです。
経緯(タテヨコ)共に52番双糸でシッカリと織り上げたられた生地は、
英国人が好きなイングリッシュドレープ(バストドレープ)に最適なハリとコシを与えます。
更に、生地そのものの耐久性が高く、体に馴染んできます。
ちょっとやそっとではヘコたれないタフさが、
物を大切にする英国人に受け入れ続けられる理由ではないでしょうか。
生地のテクニカルな部分ばかり書きましたが、
Oさんが気に入られた点は、まずなんと言ってもこの色です。
この何とも例えがたい表情です。光の当たり具合で見え方が変わる奥深い表情。
色を気に入ってもらっても、
着用感がお好みに相応しくなければ、お勧めしませんが、
もう10年近くお付き合い頂いているOさんが、
スパッ!と切れのあるラインがお好みだと云うことも分かっています♪
*以前に書いた内容も是非 → 『52番手2プライの生地』
Oさん、いつもありがとうございます!
Yさんのご紹介で、
ご家族でお越し下さったSさん。
Sさんの雰囲気からお勧めしたのですが、
奥さまからも好評で「きっと似合う」と決まった生地です。
お子さまも「お父さん似合うぅ~」ってコメントが有ったか無かったか(笑。
でも、本当に似合ってらっしゃいます。
お渡しした帰りに、ネクタイを買いに行かれて、、
その画像を送ってきて下さいました。お子さまのお顔はカット!
めちゃくちゃ可愛い表情とアングルで写ってましたが、最近物騒ですから(汗。
抜群の色合わせ!
こちらはシャキッとした印象ですが、
この紺色が、スーツの色調に合っています!
Sさん、画像ありがとうございます。嬉しいです、こんなの♪
完成しました!
9月末にお問い合わせを頂いてから、
千葉から採寸→仮縫とお付き合い頂いて仕立て上がりました。
毛足の長いアルパカ素材を「ジャケット代わりに羽織れるコート」というコンセプトで。
毛足の長さは11mmで、なんともゴージャスです。
着て動くと、キラキラと輝くんです!
繰り返しますが11mmです!
測りました(爆。
全体のサイズ感はジャケットですので、袖も細く、
そこに20mmボタンを5個並べましたので(通常15mm釦です)、
生地のボリューム感が、より一層、引き立って、物すごい質量というか、オーラ!!
Vゾーンやポケットのフラップ巾、釦位置など全体のバランスも上手く取れたのではないでしょうか。
今回のコートは、
Aさんが、既製服で見付けられたデザインを、
ご自身で探しておられた生地で作りたい!と云うところから始まりました。
こんな場合、まず生地探しですが、
以前、Iさんからオーダー頂いたコートを思い出し、
直ぐに生地屋さんに確認すると、まだ何着分か在庫があるとのこと。
Aさんに連絡し、生地サンプルを送らせて頂く事にしました。
生地を送らせて頂いている間に、
ご希望のデザイン画像を送っておいて頂きました。
これなら、どのラインで対応可能かの打ち合わせなんかもどんどん進み、
完成までの全体のスケジュールをお伝えして、ご来阪の段取りをして頂くことになりました。
もちろん生地サンプルから、「これです!」と決まった上で。
採寸の当日は採寸だけではなく、
ディティールについての打ち合わせが主です。
頂いた画像をベースに、そこから更にAさんのお好みに合わせて、
肩巾や襟巾、そして釦位置やパーツの配置などの全体のバランスを考えます。
その時に、Aさんの背格好と、どうマッチングさせるか?まで考えながら、両立が無理な部分は、
状況をお伝えしながら、ご納得して頂きながら「形」にまとめ上げます。
体に合わせる仮縫ではなく、感覚に合わせる為の仮縫。
Aさん、本当にありがとうございます!!
僕も愉しませて頂きました。
Kさんからご依頼頂いたワンピースの仮縫いです。
既製服を探しても
ご希望を叶えるワンピースがなく、
パターンオーダーでも、
生地を決め、数種類のデザインから選び、
サイズを合わせてもらうだけで、思うようなデザインにならない。
ご希望は、
オンにもオフにも兼用できて、
女性らしさが出過ぎない、シルエットの綺麗なワンピース。
デザイン的な部分では、
テーラードカラーで、前開きのボタン留め。
前開きは、裾まで開ききらず、少し深めに途中で止まる感じです。
イメージ画像を数点ご準備頂き、
こんな条件を租借して色々と考えて辿り着いたのは、
紳士のフロックコート(オン/フォーマル)を、
女性のワンピースに応用することで、オフ兼用という条件にハメ込む!
生地の選定も相まって(ドレープの効いたツイル)、ご希望の条件にハマっているでしょ(笑!
これで、オンオフ兼用のエレガントさの演出が叶いました!
実際の造形は、
女性らしさの演出を避け、
それでいてエレガントに見せるため、
極力縫い目を減らす目的でプリンセスカットにせず、
バスト下のマ二ピュレーションに、バスト~ウエストの造形を任せます。
*マニピュレーション=ダーツの操作(*ダーツ=生地を立体造形する為に絞り寄せて縫い消す)
ご希望の襟型からも、女性版の『芯なしフロックコート』と置き換えた設計思想ですので、
名付けて『フロックワンピース』 どうですか?決まったでしょ(笑!
Kさん、仮縫に長らくお付き合い頂き感謝です。
僕たちも『フロックワンピース』
完成が、楽しみです♪
某デパートの販売スペシャリストSさんが、
顧客Kさんの為に、ポケットのデザインから起案されたパンツは、
Kさんのコーディネートに合う、ポージングが決まるパンツがないからオーダで作ってしまえ!
それじゃマッセでフルオーダーしよう!という流れになったそうです(嬉し♪
裾巾も最近、履きなれていらっしゃるシルエットで、
お手持ちのアイテムにハマります!
ポージング(ポケットに手を突っ込んだ状態で)を想定した角度でポケットを付けました。
ちなみに、ヒザ巾21.5、裾巾17.5というシルエットは、最近流行の?
太もも~ヒザまで少しゆとりがあって、裾ピタッ!
ポージング(ポケットに手を突っ込んだ状態で)を想定した角度でポケットを付けました。
最初、このお話をSさんから頂いた時、
僕が直ぐに思い浮かべたパンツが、FARAH(ファーラー)です。
僕が中~高校の頃に、僕の体型では履けないファーラーのパンツを
スタイルの良い同級生や先輩が履いていて、羨ましかった記憶があります。
その後、時代はアルマーニ全盛になり、ファーラーの細身パンツは姿を消しました。
話はそれましたが、、
いつもご紹介下さるカリスマSさん、
そして、Kさんご本人も、この完成を喜んで頂きました。
途中の打ち合わせや仮縫いも愉しかったと言って貰い、本当に光栄です!