ベーシックなベストでありながら、メンズっぽくならないように。
レディース感を出せる要素がないので、逆にメンズっぽさを消す方向に切り替える。
首廻りをキッチリと沿わさず、開放感を出してみようか、、
よしっ!首廻りを広げ、逆にVゾーンはラインを少しカーブさせて狭くしてみよう!
何だか、まだシックリとこないなぁ。。
バストダーツでもっと絞って、曲線を増やしてみたら、、
そう思って「体のラインがもっと出て良いですか?」で、即刻オッケー戴き、
まず、ピンでダーツ量を増やして、釦位置も微妙に調整しながら、、いい感じになってきました!
ポケット位置も、随分と下にした事で、印象が変わってきました。
ピンで仮止めしたところを、躾で縫ってみますね。その方が分かりやすいので!
何度もゴメンなさい、、ご試着をお願いしまーす。
随分とイメージが固まってきましたね。
ミニマリズムって難しいなぁ~
長らくお待たせ致しました!
以前ご紹介していたワンピースが完成しました!!
僕の撮り方が下手で、全然透けてないしチェックも見えない~(涙。
でも、もっのすっご~く可愛いです! これは皆さんに実物を見てもらいたいです!
この帽子(Sugri)にとっても似合っています!
ってか、この帽子からイメージしてオーダー頂いたんですから!
肩の辺り、ちょっとだけチェックが見えてるの、分かりますか?こんなチェックです!
同じ生地の柄違いで、ジャケットもオーダー頂いております!
スタイリストHさんのご紹介で、
もう4年目のお付き合いを頂いているYさんは、
ストレッチポールの開発者で、保健体育の教諭をされていた16年間に
陸上部の部活動の指導で、通知表「体育1」の生徒を陸上日本一に育てた経験を持っておられます。
ストレッチポールを開発され独立、その後に創設された認定団体は日本有数の会員数を誇る財団法人になっています。
そんなYさんは、今回はタキシードではなく、
フォーマルスタイルをご希望され完成したジャケットです。
パンツとベストをミディアムグレーにして、シックにまとめたコーディネートです。
講演会のあとのパーティーでは、ベストを脱いで、ウイングカラーシャツにボウタイを合わされます。
僕が写り込んでしまいました汗。以前に写り込んだ時は小指が立ってましたが笑、今日は大丈夫なので許して下さいっ!
ジャ~ン!ストレッチポール謹製です(笑。
レジスターマークの『®』が小さくなり過ぎて入りませんでした涙。
Yさん、これからも、心と体の幸せを広げていって下さいね。
講演会でのご着用シーン、お写真を見せて頂けること楽しみにしております!
一見、普通の濃紺色のジャケットですが!
シャツも一見、普通のチェックに見えるのですが!!
実は!どちらも透け感のある生地なので、近寄ると「オッ!!!」
動くと、紫色が浮かび上がってきます。(写真で上手く撮れませんでした汗)
仕立て方も、
芯を抜いて、肩周りにだけ毛芯を入れ、
生地の自由な動きを止めず、生地の表情の豊かさを追求しました。
この生地は、2枚の生地を接結糸で重ねて1枚にしてある『ダブルフェイス』という生地です。
冬物の完全1枚仕立てのコートやジャケットに使われる事が多く、
このように、夏物として見たのは初めてです。
表にウールガーゼを使用し、裏の色柄を表に響かせるという高度なテクニックで、
立体感のある洋服(ジャケット)を生み出します。
普通に奇をてらうことなくサッと手にとって頂けるジャケットでありながら、
ひねりの聞いた雰囲気をもつこのジャケットを、Tさんとても気に入って下さいました。
とても軽く、ソフトな着心地にもご満足頂けた様です。おまけに写真の撮り方も色々と教えて頂き、
いつもなら、このアングルだと肩の辺りが「白飛び」して真っ白ですが、今日は綺麗に写っているでしょ!(嬉
Tさん、いつも色々と楽しい時間をありがとうございます!!
色と柄違いで、ワンピースのオーダーも頂きましたので、こちらも是非!
正統派のフォーマル生地も、この通り「リアルモッズ」!
中山君が乗っていた60年代のべスパ、僕が乗っていたラリーやET3、
それに今乗っているPX、そしてT君が乗っている「ランブレッタTV175」の話でモリモリ盛り上がり(笑、
Tくんが今狙っているべスパGSの話で、マスマス盛り上がり、、楽しいひと時でした!!
スーツから話題がそれましたが、
パンツポケットも、シルエット優先で袋地を取っ払らったり、
体に合わせるのはもちろん、全体にかなりシルエットを優先したサイジング。
Tくん、コレは礼服ですよ! これ着て踊りに行っちゃあ、、まぁ、それはそれで「アリ!」かな(笑。
1着縫い上げるまでに、針が20本折れる程の高密度コットン素材です。
昨年の春に完成したスーツを着倒してもらって、とても気に入って下さって色違いでオーダー。
気にせずガンガン着ることができ、それでいて着れば着るほど自分の顔になってゆく。
まるでビジネスと云う戦場を戦ってきた男の顔に入る皺のようなもの(笑。
コットンも、イタリアと英国では、その特徴は大きく異なります。
以前、ジャケットの仕立て直し(着心地チューンナップ)をさせて頂いたSさんですが、
そのジャケットの着用感が劇的に変わったので、それならいっその事、
最初からオーダーしてみたいわ!と言ってもらって、
出来上がってきたジャケットです。
僕とお揃いです♪(笑
ゴルフの練習に行かれる前に
ゴルフウェアを着て、寄って下さいました。
Sさん!試合のあと、このジャケット、きっと目立ちますよ!
先日、仮縫風景を撮り忘れたJさんの補正が終わって、
今から生地の裁断に入るところです。
万一を考え、質感の近いシーチングで仮縫させて頂きました。
資料をたくさんご準備頂いて、イメージを明確にお伝え下さいましたので、
仮縫はほぼ完成イメージに近いものとなり、早速本縫にかからせて頂くことになりました。
実際の生地で、もう一度仮縫を入れる事も考えたのですが、シーチングの質感が実際の生地に近かったことと、
ここまでイメージに近いと、実際に着て頂いてから、2着目に反映させた方が、、という判断からです。
このまま上手くいけば初回で、、もし微調整が入ったとしても、型紙は2着目で完成となります。
サンプルもない全く無の状態からここまで辿り着けたのは、Jさんの情熱です。
物作りは一方通行ではなく、お互いのぶつかり愛から生まれます。
細く長くコンスタントにオーダーを頂く
信三郎帆布の生地を使った『洗えるジャケット』です。
生地の状態で2時間近く洗っているので、これ以上ほとんど縮みません。
あとは、、エイジングの愉しみとして気兼ねなく洗って下さい。
どんな風に変化するかは、こちらをご覧下さい。