ポッサムという生地で作った
かわカッコいい『ナポレオンカラー』のコートです。
上襟の立ち上がりを少し多めに採りましたので、襟もとが印象的ですね。
襟元はゴージャスな感じですが、ボディーラインは、女性的なラインにしてあります。
ポテッとした可愛らしい生地感に、
女性的なプリンセスカットですが、全体のシルエットと襟元は、
ナポレオンが着た軍服が起源というだけあって、シャープな格好良さ(凛々しさ)が漂っています。
全体はこんな感じです! Nさん、
いつもご主人と一緒にオーダー頂きありがとうございます。
首元まで留めると、こんな感じです(笑。
オリジナルの上襟の立ち具合は、半端じゃないですね!
女性がこんな襟を着ると、襟にファンデーションが付きまくってしまいます。
今回のコートも、その辺りを考慮して、襟の高さを決めました(笑。
Nさんと、「あ~でもない、こ~でもない」って(笑。
今日は、ハービスPLAZAのパイプオルガンに合わせて聖歌隊がやってきました!
空間に声が広がっていい感じでした。そういえば、移転して「あっ!」という間にクリスマス(汗。
ベスト&スカートでのご注文です。
ベストはミニマムタイトに、スカートはラップStyleのロング丈と、贅沢な作りです。
おまけに生地は、へヴィーウェイトなブリスベンモス(Brisbane Moss)のコーデュロイです!
カシミアのニットカーディガンで、こんなに可愛らしくなります。
サイコーです、いつもありがとうございます!
仮縫の時から、ご来店の皆さんから注目を集めていたコートが、今日お渡しでした。
英国好きの息子さんと一緒に記念写真を撮らせて頂きました。
グッドイヤー製法のハンターも目立ちます!
注目を集めていた理由は、カシミアビキューナの光沢のあるゴージャスな生地もですが、
もう1つの理由は、取り外しが出来る、ロシアリスのインナーファーです。
カシミアビキューナに、こんなのを合わせると、暖かすぎなので、
ちゃんと、ボタンで取り外せるようにしてあります。
外してあるのが分かりますか?
外した跡、分からないでしょ!
これ、ナポリでオーダーしたパンツからヒントを得ました(笑。
チェンジポケットが抜けていてお渡しが少し遅れました事、申し訳ありませんでした。
身長180cm、バスト114cm、ウエスト110cm、ヒップ107cmの少年のような60歳、豪傑Oさん!
めちゃくちゃ足の長い方なので、しっかり肉体の再構築をさせて頂きました!!
どうですか、凄くスマートなシルエットになり、「20代に戻ったようやなぁ~」と言ってもらいました♪
今を時めくF1レーサー、Kさんのサインお願いします(笑!
ということで、「よっしゃぁ~」と、Oさんのファイティングポーズですが、
Oさん若かりし頃、プロのキックボクサーだったという事で、納得させられました(笑。
ありがとうございました。
これからもよろしくお願いいたします!
今回のスーツの戦果を聞かせて頂ける事、楽しみにしています!
いつもスーツで会社に出ておられたHさんですが、
ここまでくれば、もぉ大丈夫だろ~って事でジャケットデビューされます。
ダークなパンツが多いので、まずは無難に?ミディアムグレーのフランネル千鳥のジャケットから、、
きっと大活躍間違いなしですよ! いつもありがとうございます!!
今日は、興味深い鞄をご紹介させて頂きます。
ツイード好きのとある英国人が、
ツイード好きなあまり、スコットランドの機屋を買って、
機屋のある小さな村に移住し、そこで大好きなツイードを織り始めました。
彼の趣味は、シューティングやハンティングで、自分で獲った鹿を食べたり自然と生活しています。
ある時、彼の住む村にあった鞄工場がつぶれたので、
そこで働いていた技術者を雇用し、自分のところで織った生地で鞄を作り始めました。
ツイードの生地は、450g~1000gですが、
カバンに使う生地は640gで、マッキントッシュと同じ工場で
ゴム引き加工を施してあり、マッキントッシュの、あのゴムの匂いがプンプン(笑。
デザインは6型で、
大中小のショルダーTypeが3型。
トートバッグ1型に、メッセンジャTypeの鞄が1型。
それに上の『レコードBag』の、合計6型を、お好きなツイードで作れます。
カバンそのものも興味深いですが、何より、その英国人のライフスタイルに興味がそそられます!
以前に紹介したHさんの影武者ですが、
結局このフェルトは抜いて、パッドも、毛芯だけで仕立てました。
で、以前の仮縫の模様です。
完成です。
第二胸骨の位置が高く、
その点を如何に収めるか以外は、
本当に楽しく打ち合わせをしながら、Hさんの
お好みを引き出しつつ、良い仕上がりになったと思っています。
途中、洋服から派生して色々なお話をさせて頂くなかで
お嫁さんになられるSさんのお父さま(元々のお客様です)を思い遣られる
Hさんの言葉にジ~ンとしながら、涙をこらえるのが大変な場面もあったのですが、それは
お2人にはバレていないハズです(笑。
本当に、僕たちにとっても思い出のスーツになりました。
このような機会に、僕たちをお選び頂き、本当にありがとうございました。
今回の機会と思い出が、これからのお2人のご発展につながり、
また、このスーツが、Hさんのこれからのお仕事にも、貢献できるものとなりますように。
着る物で人の価値は変わりませんが、
着る物が人の気持ちを高め、結果、押し上げてくれる事はあります。
この仕事をさせて頂く中で、何度も経験してきた事です。
これからのご発展をお祈りしています。
ありがとうございました!
プレスに持ってお越し頂きがてら、遊びにいらして下さいね!
本当におめでとうございます!!