Jさんのスーツ、綺麗です。
袖が若干太いかな?と気にされてましたが、
一旦このまま着て頂いて、気になるようでしたら、後日。
それにしてもこのシャークスキン、Jさんの雰囲気に良く似合っておられました。
次回のオーダーの際には、ボタン位置、襟巾、ゴージ位置、
気になられている袖の太さ(上腕~肘、そして袖口とのバランス)なんかに注意をして、
可能な限り、調整をしましょう。
最終、それで気に入ったモノになれば、
このスーツも、それからでもお修理で直せますから♪






I さんの結婚パーティー(披露宴)用のディレクターズです。
タキシードの話や、昼間の礼装の最高峰であるモーニングについて、、
色々な要素や可能性をお話した中で、
後々使い勝手が良さそうだからと、ディレクターズに決定!

といっても、そこは元アパレルの洒落物I さん、、
ファンシーな感じでまとめられます♪

詳しくは、後日、I さんから直接のご報告を待ちましょう!!(笑)
I さん、、楽しみにしてますね。



※シャツの襟、、変ですが、今日はイメージだけつかもうと、
レギュラーカラーを無理に立ててます。(笑)
フラッシュを無理やり押さえた僕の指も、、立ってますよね~(爆)



Aさんのイメージをどこまでカタチに出来るか、、
今回のイメージは、今年最も難しかったものの1つでした。
どう難しかったか、、書き上げると沢山ありすぎて、これまた書く事すら難しい。(苦笑)



持って来て頂いたスーツが、某セレクトショップのクラシコ系スーツと、
グラマラスとは対極にある、中性的な匂いのするアニエスベーのスーツでした。

結局色々と会話を進める中で、
アーティスティックな雰囲気をお好みのようで、
今回のスーツになったわけですが、どこまでAさんのイメージに近づけたのか、、

かなりのボックスシルエットに、丈も短め。
フロントのカーブも、かなり大き目の、真円に近いカーブを描いてます。
Aラインまではいきませんが、それでも、かなり中性的、、
胸ポケットもバルカ型ではなく、スクエアな箱型。
そしてこの3ボタンは上2個を留めるスタイルにしてあります。
襟のカーブも、下のほうは、少しふくらし気味にしてスパイスを加えています。
胸のダーツも無くそうと思ったのですが、
限りなく絞らずに、入れるだけ入れとこう!的な分量です。

アーティスティックな佇まいに仕上がったと思うのですが、如何でしょう?



いつも個性的なスーツをご注文下さるFさんの今回の生地、
ご注文頂く前に、「出来上がったら、かなり派手ですよ!」とお伝えしていたのですが、
どうやら想像を遥かに超えていたようで、
「どう?かなりヤバイかなぁ、、」とご心配のご様子。



いえいえ大丈夫です!
このスーツは〝意気〟で着て下さい!!
気後れしたら、、その時点でアウトですよ!胸を張って〝粋〟に着て下さいね。

祇園の街でお会いする事を楽しみにしております!!(笑)
って、Fさんも僕も縁遠い?ですね。(苦笑)

ウエスト周りも帯巾を広く、ボタンも2個です。
股上が浅いので、ウエスト周りが余計にスッキリと見えます。


そしてベルトループなしのサイドアジャスタ仕様なので、ほんとスッキリしてます。


袖のボタンはFさんご定番の5個ボタンフレア袖です。


あ~、また特殊なスーツを紹介してしまいました。
Fさん、あまり僕を楽しませて下さるの、、止めて下さいね。(笑)



僕が使っているマウスパッドは、ヌメ革製のオリジナルです。
それも、マッセアトゥーラの店名ロゴ入り♪(笑)
3年使ってると、いい味出てます。



以前、ブログでネタにしたところ、
お客様以外からのお問い合わせを結構頂きましたが、
商品として作った訳じゃなかったので、お客様用に置いておこうとお断りしました。

ところが今回、、
販売する事に決定しました!(笑)
マッセアトゥーラのロゴが入った、このままでも良し!
別途、費用はかかりますが、オリジナルの焼印を入れても良し!!

会社のノベルティーなどに、是非いかがですか?
他にもコースターなど、ご希望がありましたら、何なりと♪
僕も商売が上手くなってきました。(爆)



昨夜のアクシデントの痛みで、生地を持ち上げる事が出来ず、
お2人に勝手に生地を見て頂きながら、こちらはいい気に写真をハイ!パチリ。
ご協力、どうもありがとうございます。(笑)


画像は、そのBさんとOさんから頂いたお土産、
アイラのシングルモルトです。(高価なラガブーリンの16年もの!)
これは、いい感じで〝臭っさ~〟かったですよ。(笑)
Bさん、Oさん、いつもいつも本当にお心遣い、ありがとうございます。

今回のお2人の生地、インパクトのある生地ですので、出来上がりが楽しみです。
日本に2反しか入ってないマニアックな生地と、
もう1着は、赤とも茶とも紫とも何とも例えようのない英ヴィンテージです。
出来上がったら、これも是非!ネタにさせて下さいね♪

それでは1週間後の週末は、例の場所で!
いつも遠い所わざわざお越し頂き、ありがとうございます。



つい先日も書かせて頂いた内容と重複しますが、
相変わらず、クチュールの違いについてご質問を頂きます。
上手く説明できてない証拠ですね。(苦笑)

今日のご新規だったHさんにも、
もし、マッセアトゥーラのパフォーマンスを味わって頂くなら
ビスポクチュール以上でお願いますと、、

それ以上でご注文を頂ければ、
ラインのクオリティーを決めるのは僕ですから、
どのクチュールでも、ビシッーっと決めさせて頂きますよ♪(笑)

では、それ以上だと何が?どこが?違うのか、、
それは〝手〟が違います。
手の入り具合がクチュールの違いです。
これは永く着て頂いている間に、差が歴然としてきますし、
もちろん、着心地も軽くなるし、最初のうちでも見た目にも違います。
でも、この見た目、、コンパクトディスクかレコードの音の違いのようなものです。

レコードを聴きなれたら、CD聴けなくなりますよね。
かといって、いきなりレコードを聴くと、何が良いのか分からないまま、
それが普通になったりします。(笑)
逆に、、CDばかり聴いていた人がいきなりレコードを聴くと、、

僕が初めて手縫い服を着た時は、感動的な思いでした。
まぁ、これに関しては、良いか悪いか比べるものでもないと思うのですが、、

ちなみに、画像は衿のゴージを中心に写したものですが、
微妙に違いますよね、線の柔らかさ。


片方はマックで引いて出したようなラインで、
もう片方は、ステッドラーの鉛筆を使って定規で引いたような、
何ともいえない〝生きた線〟に僕は見えるのでうすが、皆さんはどうですか?

今夜も、僕のウダウダにお付き合い下さり、感謝感謝♪
みなさん、いつもありがとうございます。



10ヵ月前、昨年の12月に、「メンズティノラスを彷彿とさせるスーツを!」
そうご希望されてご来店頂いたMさんですが、
今回の5着目にして、かなり満足のゆく仕上がりとなりました。

最初、膝巾24.5cm、裾巾27.0cmだったパンツも、
実際に穿いていかれる中で、微調整を繰り返し、さらなるパンチを求めた結果、
今回は膝巾22.0cm、裾巾28.0cmとなり、
「今後このサイズでお願いします。」とご満足頂けたようです。
そして今までのパンツも、「今回のサイズに修正しますか?」とお伝えした次第です。(笑)

パンツに合わせて、ジャケットの方も、この最終形?では、
かなりパンチが効いていますので、ご覧下さい!

ウエストポケットはポール・スミス流!?
マッセアトゥーラの開店当初、
今から7年ほど前に、何度かやらせて頂いた仕様ですね。


袖の5個ボタンはグッチ流。
ん?確かリヴゴーシュ(サンローラン)も5個だったと思います。
そして、強烈な袖のフレアカットは、もちろんMさん流。
Mさん→施主のMさんと、MasseのMです。(笑)
ついでに、メ(M)タリッキーなボタン、、これもM流ですね。(爆)


見て下さい、このシルエット!


正面から見ると、もっとパンチあるシルエット!


ウエスト76cmと、スリムなMさんですが、
これくらい、ワイドな裾巾です。
かぶら(Wの折り返し)巾も、パンチが効いていますね♪
他の仕様も、かなりこだわりが、、さぁ~どれだけ探せますか!?(笑)


シルエットばかりでなく、
Mさん特注のポケット類も、かなりパンチが効いていて、
ほとんど全てのポケットが特注です。
画像のポケットはその1つで、大きさの指定ばかりか、鍵を引っ掛けるループ付きです。


そして、Mさんの後にご来店下さったYさんからご注文頂いたスーツは、
パンチはないものの、とてもエレガントで無駄のないシルエットのスーツでした。
本当は、そんなスーツの方が多いのですが、
ついつい、こういったパンチに、、僕も弱いもので、、(笑)
これからは意識的に、そちらのスーツも紹介させて頂きますね。(苦笑)



今日も、ご新規の方から
クチュールの違いについてご質問を頂きました。
メールでも、同じご質問を頂きました。

どのラインも、ラインを描くのは僕ですから、シルエットは同じようなも。
あとは、職人さんの手の違いです、とお伝えしています。
※プレタクチュールはラインに限界があります。

違いについては省略し過ぎな表現ですが、次のようなポイントが上げられます。
1)軽くて柔らかな着心地。
2)見た目に柔らかなイメージな仕立て上り。
  機械縫いがフラットなイメージなら、手縫いは丸いイメージ。
3)長年着ていただくと差は一目瞭然、味わい深くなる。
  
慣れていないと、パッと見は同じような感じですが、
体がその着心地を覚えたり、目が慣れてしまうと、全くの別物に感じられるほどです。
しかし現実的には、こだわり具合と、最後は懐具合ですね。(苦笑)

ご不明な点は、納得のゆくまでご相談下さいませ。
言葉で説明するのって、なかなか難しいです。



個性的な〝エグミ〟のある生地に黒蝶貝の釦。
このボタンは、よく使っています。


何かの画像でイタリアの国旗が入ったものをお持ちになられたHさん。
「俺は日本男児だから!」との事で日の丸に。(笑)


実際の刺繍を入れる前に、
サンプルを作って、調整しています。
右のサンプルでは枠やイニシャルの色が黒ですが、
左では濃紺に変更し、ネームのレイアウトや大きさも変更しています。
画像では伝わりにくいですが、こんな微妙な事が見た目を大きく変えることが分かります。


次のシャツは、ご自身のオリジナルボタンを作成され、
いつも袖口には、このボタンが鎮座します。
ご自身の〝M〟というイニシャル。


お客様のリクエストで、楽しませて頂いてます♪
みなさん、これからも楽しいリクエスト、お待ちしています。