だいぶ、出来てきました。
上襟の襟先のシルエットを決めるための
とても大切なアイロンワーク。
とても微妙な作業。
神は細部に宿る~
バルセロナチェアで有名な建築家、
ミース・ファン・デル・ローエが好んで使っていた言葉ですが、
ディテール(細部)にも拘らないと、全体を高次元でまとめ上げる事は難しいと云う意味で使われます。
素材や形で時代を追ったり、デザイナーの世界観で勝負するトレンドファッションとは違って、
テーラードの場合、パッと見は同じように見えても、シンプルであるが故に
デザインより、サイズ感や細部の収まりが大きな差になります。
サイジングも細部の1つと捉えています。
細部にまで美学を浸透させることで、テーラードは装飾を超えた美しさを持ちます。
テーラードの場合、シンプルに形を決めようとすればするほど
デザインを削る方向に向かいます。だからこそ、
細部の差が全体の差となって現れる。
でも、、目的を外れた細かさだけの追求にならないよう、
全体を見据えたディテールの追求を日々意識して物作りをしてゆかねばなりません。
と、、久々に真面目な事を書いてみました(笑。
船場のOさん、
もうしばらくお時間下さいね。
マイスターファクトリーの特別課題『シャツプロジェクト』です。
着用感と見た目のバランスのせめぎ合いの中で、引き続き微調整をしています。
前ヨーク部分でシッカリと襟の昇りを作って、首への吸い付を見ています。
シャツの命って、前立てから襟につながってゆき、いかに襟が巻きついてくるかですから、、
マイスターファクトリーの生徒さんたちの真剣な空気感の中で、僕も緊張感に包まれて心地よい時間でした。
見た目と同じ、とても素朴なんですけど、その濃厚な味わい深さが癖になります。
パリでパタンナーをされているTさんに「お土産です♪」と手渡された時にズッシリとした重みを感じました。
その理由は、ふんだんに使われた素材の重さだったんですね。
5枚もいただけば、結構お腹にズッシリきます。
Tさん、ありがとうございます!
またパリで。。あっ!その前に、また夏に会えますね(笑。
東京国分寺の『吉田スーツ』の店長、吉田さんと、
お世話になっている、ライターの名畑さんが遊びに(お祝いに!)来て下さいました。
吉田さんも僕と同じ2003年4月に、以前の会社を辞めて独立した仲です。
2003年秋、同じ雑誌に掲載して頂いた事をきっかけにして、
それ以来、10年来のお付き合いになります。
その時に取材して下さったライターさんが名畑さん(写真左)です。
開店祝いに、お2人から貴重なイラストを戴きました。
アメリカから輸入して下さったそうです。
1925年のLIFE誌に掲載された物だとか。
大好きなオレンジです!
貴重な物をありがとうございます。焼けないように大切にします。
また東京に行ったら、遊びに行かせてもらいますね。
今後とも、よろしくお願いいたします。
お客さまと、そのお友達が
ハービスプラザの同じフロアにあるエノテカで
紅白のスパークリングワインを買ってきて下さり、新年を祝って乾杯させて頂きました。
いつもいつも恐縮です。本年も宜しくお願いいたします(カンパ~イ)!
カシミアのストール、多くの方にオーダー頂きました。
プレゼントの方には、このようなラッピングをさせて頂いております。
ご自身や奥さま、お子さまの分、そしてお世話になっておられる方へと、ご利用頂きました。
お好きな色のネームを英国で入れ、オンリーワンを作って頂けるところに魅力を感じて頂けたように思います。
皆さま、本当に有り難うございます。
春にはカシミアリネン素材のストールもご紹介させて頂きます。
昨日お集まり頂いた皆さま、ありがとうございました!
特に準備はせずの開催でしたが、まった~りと楽しんで頂けたでしょうか!
23時前にお開きになり、その時は酔ってなかったのですが、更にBar『HIRAMATSU』へ行って、
飲んで(呑まれて?)しまいました。さらにその後26時を過ぎてもう1件行ってしまい、
何故、このような写真があるのか、何となく覚えているだけです(笑。
不覚にも、ここまで酔ったのは10数年ぶりのことです。
さらにこんな写真まで(爆
記憶の中では、技術の中山に指摘され、灰が立っているのが
縁起が良いとか何とか言って、撮った記憶が、、
茶柱じゃないんやから~、ってね(笑。
皆さま、本当にありがとうございました。
あまりにもマッタリし過ぎて、写真を撮り忘れました(汗。
マイスターファクトリー2期生のチャレンジ課題として、
2期生希望者を対象に、シャツ作りの取り組みをしているところです。
お客様目線を見失わない物作りが大切で、この日も、即座に解いて微調整をしました。
線に色気が出てきました。 単なるサイズ合わせから、色気を意識した線を引くように意識を高めます。