着るか、着られるか。
Masse Atturaからのお知らせ
2019-09-08
ビスポーク靴『Perticone』トランクショー開催

ビスポーク靴「Perticone – seiichi yoshimoto」 
  ◎BLOG http://shoemaking-in-italy.blogspot.it/
  ◎Instagram https://www.instagram.com/perticone_official/

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開催日:2019年10月02日(水)・03日(木) 両日とも11:00~20:00
     10月02日(水) 14:00~18:00のみ空きがございます
     07月03日(木) 全ての時間帯ご予約頂きました
      ご見学頂ける程度の空きがあります。
      ご興味がある方は、是非お問い合わせ下さいませ
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ご注意:必ず事前にご予約をお願いいたします


担当:柳瀬
salon@masseattura.com
06-6345-8708

Perticoneについては、こちらをご覧ください→2017年11月11日




記事タイトル一覧
2006-03-16
アクアスキュータム

羅紗屋のB君が手に入れてくれた〝アクァスキュータム〟の〝アクア5〟です。

幸運なことに、僕のジャストサイズ♪

ラテン語のアクア(水)と、スキュータム(楯)の2語から成り立つ造語、

アクアスキュータム(完全防水)を冠するこのブランドは、

英国の気候風土に適した全天候型の〝aqua5〟という生地素材を生み出し、

このコートは、その中でも最もシンプルなデザインで作られたステンカラータイプです。




昨年、現在ライセンス生産をしているレナウン(といっても現在では、

アクアスキュータム自体がレナウンの子会社です)が、このAqua5を復活させたのですが、

これは正真正銘!レナウンが買収する前の、それも英国製の本チャンです。

このタグは、恐らく僕の高校時代に見たものと同じですから、

20年前、もしくはそれ以上前のデッドストックです。

大阪の年間降水量の約半分、それも梅雨の時期に集中する日本に比べ、

ロンドンは粒子の細かい霧雨が年中降り続き、

おまけに風も強いので、

傘を差すよりも、こんな防水性の高いコートの方が理に適っているんですね。




今のAqua5とは比べ物にならない上質の光沢が、圧倒的な存在感を醸し出しています。

昔のモノが良いのではなく、昔は良い物がありましたね。

まぁいつの時代になっても、過去は良く見えるのかもしれませんが(苦笑)。




余談ですが(蛇足?)、フォックスの傘がステッキのように細いのも、

いつ降るか分からない霧雨に、普段はステッキとして使えるようにとの考えからです。

まぁ、少々の霧雨なら傘は開かれませんが、、笑。