着るか、着られるか。
Masse Atturaからのお知らせ
2019-09-08
ビスポーク靴『Perticone』トランクショー開催

ビスポーク靴「Perticone – seiichi yoshimoto」 
  ◎BLOG http://shoemaking-in-italy.blogspot.it/
  ◎Instagram https://www.instagram.com/perticone_official/

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開催日:2019年10月02日(水)・03日(木) 両日とも11:00~20:00
     10月02日(水) 14:00~18:00のみ空きがございます
     07月03日(木) 全ての時間帯ご予約頂きました
      ご見学頂ける程度の空きがあります。
      ご興味がある方は、是非お問い合わせ下さいませ
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ご注意:必ず事前にご予約をお願いいたします


担当:柳瀬
salon@masseattura.com
06-6345-8708

Perticoneについては、こちらをご覧ください→2017年11月11日




記事タイトル一覧
2007-07-31
イレギュラーな受注

広島のMさんからご注文頂いたスーツです。

かなり以前のアルマーニの現物スーツをベースにした比翼仕立てです。




ネクタイは僕の私物、20年前のエトロです。

大好きで、、結構集めました。(笑)




狭目のVゾーンから裾まで、

ストレート感を強調する為にバストダーツを取っていません。

胸ポケットもないし、腰ポケットも細腹(サイバラ)の縫い線の上に重ねてあります。

袖ボタンのない筒袖の袖口の下辺りにある縫い線、これが縦ポケット。

このポケットが、更にストレート感を強調しています。




ですが、ラインとしてはしっかり絞られています。

なのに、ボディーコンシャスに見えない、、

それは、直線に見えるような工夫がされているからです。

例えば、フロントのカーブも、極力小さなRを描くようにカットしてあります。




使う生地も違えば、その附属も違います。

もちろん縫う人間が違えば、表情を作るプレスも違う。

微妙な差異が、全体に集結された時には、全く違うものになってしまう。

例え型紙や生地が同じであっても。



ですから、これはコピーではなく、あくまで〝オリジナル〟です。