着るか、着られるか。
Masse Atturaからのお知らせ
2019-09-08
ビスポーク靴『Perticone』トランクショー開催

ビスポーク靴「Perticone – seiichi yoshimoto」 
  ◎BLOG http://shoemaking-in-italy.blogspot.it/
  ◎Instagram https://www.instagram.com/perticone_official/

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開催日:2019年10月02日(水)・03日(木) 両日とも11:00~20:00
     10月02日(水) 14:00~18:00のみ空きがございます
     07月03日(木) 全ての時間帯ご予約頂きました
      ご見学頂ける程度の空きがあります。
      ご興味がある方は、是非お問い合わせ下さいませ
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ご注意:必ず事前にご予約をお願いいたします


担当:柳瀬
salon@masseattura.com
06-6345-8708

Perticoneについては、こちらをご覧ください→2017年11月11日




記事タイトル一覧
2007-09-07
良い生地は長持ち?

今日のNさんとの話題から、

「良い生地は長持ちしますよね!」とか、

「良い生地は皺が入らないよね!」と思われていたようですが、

中にはそういった生地、例えばフレスコ素材のような高級なものもありますが、

最近の高級素材と呼ばれるものは、イタリア生地を筆頭に、

それとは正反対の〝しなやか〟で、そして〝軽い〟ものが多いです。



この20年程は、(流行としては10年程?)

イギリスの生地よりは、イタリアの生地がリードしています。

その反勢力として、ファッションに敏感な人たちは英国回帰の傾向もありますが、

マスゾーンの傾向は、まだまだイタリアのようです。



イギリスとイタリアの生地の特性の大きな違い(傾向)は、

イギリス製は打ち込みがシッカリしていて、張りがあって長持ちします。

一方イタリア製は、打ち込みの甘~い、豊かなドレープ感ある生地が多いです。



当然、両者では、繊維の太いものと細いものに分かれ、

一般的には、その強度も違ってきます。

当然の事ながら、繊維の細いしなやかで軽い着心地の生地を求めると、

強度は求められませんから、間違った選択をされないようにアドヴァイスさせて頂きます。



シャツ地に関しても、40番のオックスフォード地と

120番手のブロードでは全く別物ですし、

ましてや200番手の生地となると、着心地はシルキーで心地よいですが、

細かな皺もたくさん入りますし、強度も十分とは言い難いです。