着るか、着られるか。
Masse Atturaからのお知らせ
2019-09-08
ビスポーク靴『Perticone』トランクショー開催

ビスポーク靴「Perticone – seiichi yoshimoto」 
  ◎BLOG http://shoemaking-in-italy.blogspot.it/
  ◎Instagram https://www.instagram.com/perticone_official/

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開催日:2019年10月02日(水)・03日(木) 両日とも11:00~20:00
     10月02日(水) 14:00~18:00のみ空きがございます
     07月03日(木) 全ての時間帯ご予約頂きました
      ご見学頂ける程度の空きがあります。
      ご興味がある方は、是非お問い合わせ下さいませ
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ご注意:必ず事前にご予約をお願いいたします


担当:柳瀬
salon@masseattura.com
06-6345-8708

Perticoneについては、こちらをご覧ください→2017年11月11日




記事タイトル一覧
2007-09-26
何故多いのか、紺色。

今日、Hさんがご希望のスーツは茶でした。

なのに、ご注文下さったのは、紺色のスーツです。

微妙に鮮やかな濃紺で、色っぽい色ですが、どうして茶から紺に、、



会話の中で、「スーツは紺に始まり紺に戻る、、」と言うことが出てきました。

紺色のスーツは、恐らく皆さんが初めて買われるスーツで、

選ばれる色ナンバーワンでしょう。

そして、色々な色を着倒してきた方が最後に戻る色と言われています。



実際、着て見るとスーツ初心者と何が違うのか、、

色が色だけに、素材感、微妙なライン、上下、シャツとネクタイ、

全てのバランスが問われます。



その全てのバランスが取れて、さらに雑誌から抜け出てきたようではなく、

その中に程良く、その人らしさや〝抜き感〟が出ている。



スーツ自体で目立てば、そんな部分には目が届きにくいですが、

紺というストレートな勝負では、そういった微妙な部分の勝負になるため、

熟練を要するって事ですね。



料理でも、コテコテに作られたものよりも、

シンプルな〝肉じゃが〟が難しいのと同じような気がします。



ということで、ここで皆さまに質問なのですが、

どうして紺色が多いのでしょうか?



この世に存在する天然染料が、紺という色が多いからなのか、

(実際には紺色よりも、黄色とかの方が染色堅牢度が高いので重宝された)

インドが英国の殖民地だった時代にさかのぼり、

インドに藍色、すなわちインディゴが多く、そこらで獲れたからとか、、

こんなウダウダでお酒のアテになりそうですね。



ご存知の方がいらっしゃれば、ご意見頂ければと思います。

その辺りを紐解けば、紺色が多い理由が分かるかも、、

紺色が先か、紺色を望む人が多いから紺が多いのか、面白いですね。