ビスポーク靴「Perticone – seiichi yoshimoto」
◎BLOG http://shoemaking-in-italy.blogspot.it/
◎Instagram https://www.instagram.com/perticone_official/
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開催日:2019年10月02日(水)・03日(木) 両日とも11:00~20:00
10月02日(水) 14:00~18:00のみ空きがございます
07月03日(木) 全ての時間帯ご予約頂きました
ご見学頂ける程度の空きがあります。
ご興味がある方は、是非お問い合わせ下さいませ
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ご注意:必ず事前にご予約をお願いいたします
担当:柳瀬
salon@masseattura.com
06-6345-8708
Perticoneについては、こちらをご覧ください→2017年11月11日
だいぶ、出来てきました。
上襟の襟先のシルエットを決めるための
とても大切なアイロンワーク。
とても微妙な作業。
神は細部に宿る~
バルセロナチェアで有名な建築家、
ミース・ファン・デル・ローエが好んで使っていた言葉ですが、
ディテール(細部)にも拘らないと、全体を高次元でまとめ上げる事は難しいと云う意味で使われます。
素材や形で時代を追ったり、デザイナーの世界観で勝負するトレンドファッションとは違って、
テーラードの場合、パッと見は同じように見えても、シンプルであるが故に
デザインより、サイズ感や細部の収まりが大きな差になります。
サイジングも細部の1つと捉えています。
細部にまで美学を浸透させることで、テーラードは装飾を超えた美しさを持ちます。
テーラードの場合、シンプルに形を決めようとすればするほど
デザインを削る方向に向かいます。だからこそ、
細部の差が全体の差となって現れる。
でも、、目的を外れた細かさだけの追求にならないよう、
全体を見据えたディテールの追求を日々意識して物作りをしてゆかねばなりません。
と、、久々に真面目な事を書いてみました(笑。
船場のOさん、
もうしばらくお時間下さいね。