着るか、着られるか。
Masse Atturaからのお知らせ
2019-09-08
ビスポーク靴『Perticone』トランクショー開催

ビスポーク靴「Perticone – seiichi yoshimoto」 
  ◎BLOG http://shoemaking-in-italy.blogspot.it/
  ◎Instagram https://www.instagram.com/perticone_official/

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開催日:2019年10月02日(水)・03日(木) 両日とも11:00~20:00
     10月02日(水) 14:00~18:00のみ空きがございます
     07月03日(木) 全ての時間帯ご予約頂きました
      ご見学頂ける程度の空きがあります。
      ご興味がある方は、是非お問い合わせ下さいませ
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ご注意:必ず事前にご予約をお願いいたします


担当:柳瀬
salon@masseattura.com
06-6345-8708

Perticoneについては、こちらをご覧ください→2017年11月11日




記事タイトル一覧
2002-02-16
アラブの国(その2)







(画像をクリックすると拡大画像がご覧になれます)



アラブの国(その1)の続きです。

アラブと聞くと、テロをはじめ、何か怪しげなイメージを持つ人が多いと思います。

でも実際行ってみた感想は、、かなり穴場です。



アジア旅行で痛い目に遇った人、

ヨーロッパで人との触れ合いに寂しさを感じた人、、

アラブを旅行すると、必ず満足できるんじゃないでしょうか!(笑)

ただアラブ人は、ちょっと親切が度を越えて、お節介過ぎる部分はあります。

そりゃ、中には悪い人もいるかもしれませんが、悪い人に出会ったことがありません。



道を歩いていると声がかかります。もちろんアラビア語。

訳も分からずに近寄って行くと、「お茶を飲んでけ!」と言う。(言ってると思う)



ちょっと道を聞こうものなら、質問責めに遭います。

「どこから来た?」「シリアはどうだ?」「宗教は何だ?」「結婚はしてるのか?」「子供は何人だ?」

「車は持っているのか?」「仕事は何だ?」「俺の家に遊びに来い!!」

1時間くらい、あっという間に経ってしまいます。



アラブ人の時間の感覚に合わせてると、

あっちこっちで話してばかりになって、前に進めません。

予定の半分どころか、コミュニケーションだけで終わってしまいそう。

でも僕は、そんな人懐っこいアラブ人の親切を無視?して、かなり歩き回りました。



パルミラ遺跡では、日没のアラブ城に登り、夜はベドウィンのテントを訪問し、

そこからクラック デ シュバリエ遺跡ハマアパメア遺跡を通って、

ダマスカスに次ぐシリア第二の都市、アレッポに向かった。

更にそこから、ローカルバスを乗り継いで、

地中海沿いの町ラタキアサラディーン城タルトゥースと回ってダマスカスに入り、

そのまま南下して国境を車で越え、ヨルダンを目指した旅の結末は。。



ヨルダン観光は実現せず、レストランでの食事と、アンマンの夜景だけでした。



ん?どうしてか??

当初、映画「インディージョーンズ」で有名なペトラ遺跡とか、

アラビアのロレンスで有名な、アカバで紅海ダイビングをしようと考えていたのですが、

シリア人の優しさに邪魔?されてる間に、時間がどんどん流れていきました。

シリアでは、本来ゆっくり流れてるハズの時間が、

こういう時に限って早いんですよね~。



いいんです、、

シリア時間に身を任せた旅、

ダマスカスからアンマンまでの相乗りタクシーでは、

シリアの日本大使館の人(シリア人)から見た、日本人の良さや面白い部分、

イラクのおばあちゃんからは、イラクの生の生活が聞けたり、、

それはそれは充実した旅でしたから。