Kさんご家族のベストショット!
今日は、夏にお渡ししたお揃いのジャケットを着てお越し下さいました。
こうして3人が並ばれると普通のご身長に見えますが、
Kさんが184cmですから、目立つ目立つ!
Kさんが息子さんお2人に「自分のサイズを知って欲しい!」ということで
普段でも仕事でも気軽に羽織れるこの生地を選ばれました。
実はもうひとつ理由がありまして(笑、
この生地はジーンズと同じで、経年変化で表情が大きく違ってきます。
5年後10年後、誰のジャケットが格好良く育っているかを競おうとするKさんの魂胆があります!
あっ!バラしてしまった、、でも、Kさん!不公平のないように!(笑
裁断前に3人でめいめい洗って頂いたのですが、
その段階からスタートしています!
今日はご長男H君のご家族も一緒に寄って下さったのですが、
いつも皆んな仲良しの、Kさんご家族。
Kさんから、「息子2人も一緒に、同じジャケットを作ろうと思う」と、
このお話を最初に聞いた時、何だかジ~ンときました。
理由を話し始めると長くなるので控えますが、
次男のK君が中学2年生の時、僕がダイビング講習を担当させて頂いたり、
こうしてお揃いのジャケットを作らせて頂いたり、
僕にも、まだ小さな息子が2人いたり、
本当に嬉しいかぎりなわけです。
Kさん、いつもいつも本当に有難うございます!
機械式時計は、車の車検のように良いコンディションを保つために、
油差しなどのメンテナンスが必要です。
そのために各輸入代理店は熟練の時計修理師を置き、
彼らは、カスタマーからの要望に応えるべく、
スイス本社などで厳しい研修を終了した資格者です。
時計はあなた一人の物ではなく親から子へと受け継いだりして親しみが湧き、
と同時に、その時計にまつわる思い出なども継承します。
「時代」(とき)の共有は一つの文化を育てます。
だからこそ、ずっとあなたの大切な時計を、
主治医のように、正規販売店は守り続けてくれるのです。
ブライトリングをはじめ、スイス製機械式時計は、
正規輸入品をお買い求めください。
以上、カメラマン高橋さんのブログから引用させて頂きました。
昔、日本のスーツもそんな時代がありました。
使い捨てのスーツ、それはそれで〝ユニフォーム〟として〝あり〟ですが、
日本では男性にとって、ユニフォームとスーツが同義語のようになってしまってます。
少しでも〝スーツ〟の復権を願って仕事をしなければ、、
そんな時代のスーツ、「息子が着るから、直してやってくれへん?」なんて、
息子さんと一緒にお越し下さったりすると、嬉しい限りですね。
それとは直接関係はありませんが、こんなエピソードを。
これは、東京のKさんがお持ち下さった40年前のお仕立券付生地です。
この生地は英国製のミル物のキッドモヘアで、
虫食いが一ヶ所だけありましたが、それでも保存状態のとても良い、
モヘアがモヘアらしかった時代の、〝The! MOHAIR!!〟な雰囲気の生地です。
こんな貴重な生地を預からせて頂き、ありがとうございます。
もう1つのエピソードは、
スーツを1日18時間着用されるFPさんから、
「今まで3年しかもたなかった数々のスーツと比べ、マッセのスーツは、
その倍以上、7年でもビクともしない!」と、以前太鼓判を頂いた事がありました。
もちろん、これはFPさんのお手入れが行き届いていること、
それに、選ばれたばれた生地にもよりますが、
職人さんの縫いの技術の賜物です。
是非とも、FPさんも息子さんに受け継いであげて下さい。
でも最近のスーツは派手なシルエットなので、厳しいでしょうか?(爆)