Kさんご家族のベストショット!
今日は、夏にお渡ししたお揃いのジャケットを着てお越し下さいました。
こうして3人が並ばれると普通のご身長に見えますが、
Kさんが184cmですから、目立つ目立つ!
Kさんが息子さんお2人に「自分のサイズを知って欲しい!」ということで
普段でも仕事でも気軽に羽織れるこの生地を選ばれました。
実はもうひとつ理由がありまして(笑、
この生地はジーンズと同じで、経年変化で表情が大きく違ってきます。
5年後10年後、誰のジャケットが格好良く育っているかを競おうとするKさんの魂胆があります!
あっ!バラしてしまった、、でも、Kさん!不公平のないように!(笑
裁断前に3人でめいめい洗って頂いたのですが、
その段階からスタートしています!
今日はご長男H君のご家族も一緒に寄って下さったのですが、
いつも皆んな仲良しの、Kさんご家族。
Kさんから、「息子2人も一緒に、同じジャケットを作ろうと思う」と、
このお話を最初に聞いた時、何だかジ~ンときました。
理由を話し始めると長くなるので控えますが、
次男のK君が中学2年生の時、僕がダイビング講習を担当させて頂いたり、
こうしてお揃いのジャケットを作らせて頂いたり、
僕にも、まだ小さな息子が2人いたり、
本当に嬉しいかぎりなわけです。
Kさん、いつもいつも本当に有難うございます!
ご新規の方で、「チャチャっと測って~」と言われる事がありますが、
申し訳なく思いながらも、お断りする事があります。
ろくに話もせず、その方に相応しいスーツが、どんなのか、僕には分からないから、、
プレタ(既製服)を売るのであれば、それで良いかもしれませんが、
オーダー(注文服)で、最初から作るわけですから、どんな洋服を作れば良いのか、、
当店のスタイルはコレですから、コレを着て下さいね~じゃなく、
マッセアトゥーラのスタイルは、注文者に相応しい、必要とされる洋服を作る事。
もしも、「そんなの俺にも分からないよ」っていう場合には、
注文洋服を作る上での幾つかの大切なポイントを聞かせて頂ければ、
ご提案させて頂くことも出来ますからご安心下さい。
座り仕事を優先するのか、立ち姿を優先するか、
ビシッと直線的なライン?それともドレープに富む柔らなラインを求めるのか、
耐久性は必要なのか、特にそうでもないのか、
背筋の伸びる着心地がお好みか、リラックスした着心地の方が良いのか、
出張は多いのか、そうでないのか、
究極は、スーツに何を求めるのか、ですね。
スーツ作りは人作り、、
聞かずとも、その方に相応しい洋服を作る能力があれば、
なにもかも解決できますが、それには、まだまだ僕の勉強が必要なようです。(苦笑)